「え・・・英国にだって美味しい

イタリア料理屋はあるんだーっ!」

数日前のブログ

サンシャイン(はぐれ悪魔超人コンビ所属)

のように熱く主張した私ですが。

150ピース ミニパズル キン肉マン サンシャイン 150-034/エンスカイ

いや本当はコミックスの表紙を

貼り付けようと思っていたんですが

なんかこのサンシャインが可愛くて



奥さん聞いてください!


先日うっかり入ってしまった

エジンバラのお店がすごかったの!


立地もよし、外観内装ともに申し分なし、

サービススタッフの態度もグッド、

しかし・・・しかし肝心のお味が・・・!


いえね、別に料理がひどく不味かった、

とかそういうことではないんです。


不味かったか

不味くなかったかの二択だと

たぶんあれは不味くはなかった。


でもね・・・


『きのこのクリームパスタ』

8ポンド50ペンス、すなわち

日本円で約1100円という

お値段設定の料理がね・・・


茹でたスパゲティに

温めたバターとクリームと

缶詰の薄切りマッシュルームを

ただ単に絡めただけ

味付けなし、隠し味なし、

もちろん付け合せもなし、というのは・・・


それはどーなんですかっ!


食事への正当な対価という観点からしてもっ!


不思議なことにスパゲティの

茹で上がり状態だけは完璧だったのですが

この場合それが傷口に塩である、という・・・


私が海原雄山(『美食倶楽部』主宰)だったら

お皿を片手に厨房に乗り込んで

「この料理を作ったのは誰だあっ!」

と間違いなく叫んでいたことでしょう。

美味しんぼ (6) (ビッグコミックス)/雁屋 哲

しかし真面目な話、私は食事中に
突然吠え出すような方とは
一緒にレストランに行きたくはない


いや・・・たとえ海原氏でも
あの場合にそんな蛮行には
踏み切れなかったかもしれない、
なんと申しますか、こう、
ものすごく
気力を削がれるお味だったんです・・・

物を食べて久々に泣きそうになりました・・・


ああいう場合、原価計算だけは

心の中でしちゃいけませんね!


(いくらなんでもあれで

1100円はないだろうと)


ちなみにわが夫(英国人)は

フィッシュ&チップスを食べたのですが

そちらのお味はなかなかだったそうです。


・・・だったらお店の看板を

『パスタ&ピッツァ、味のイタリア』

ではなく

『フィッシュ&チップス、隠し味はカロリー』

にしておけとっ!


でもさ、ほら、こういう場合

私が本当に泣いてしまうと

同席した夫の気持ちも滅入るじゃない?


というわけでその場では笑顔で

私もお皿を空にして、

帰宅後東京の実家に電話をし

「おっお母さんっ!ぐすっぐすっ!

ちょっと聞いてーっ!」


・・・いい年をした人間が

いったい何をやっているんだろうなあ・・・


料理の悲しみは

料理にぶつけるしかない!

と翌日の私は

哀愁のチーズケーキ作り に再挑戦。


スコットランドひきこもり日記-一瞬何の写真家自分でもわからないレベル


今回はカエル卵状態の回避に成功!


スコットランドひきこもり日記-ビスケット部分が砕けているのを気にしてはいけない


(ゼラチンとチーズ生地を混ぜる際の

温度差が前回の敗因だったかと思います)


自分で自分の才能が怖いくらい。


(いい気になりすぎです)


というわけで、チーズケーキへの再戦は

見事私の勝利に終わったというご報告でした。



ところで本日から2週間ほど

いただいたコメントへの返信が

遅れる予定となっております


記事自体はいつものように

せっせせっせと無駄に律儀に

更新される見通しなのですが


どうかご了承ください


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