祖父が聞いたら

大笑いするであろう

悲惨な天気が続く

スコットランドからこんにちは。


雨が止んだら買い物に行こう、

とか考えていると、

一日中お出かけ不可能

今日この頃です。


先日、珍しく頭上に

青空が広がったので

グラスゴーに遊びに行きました。


スコットランドひきこもり日記-温室の外観、お洒落すぎる


お目当ては植物園と

ケルビングローブ美術館。


そこらへんの詳しい話は

また後日に回すとして、

温室に関して皆様にひとつ質問。


スコットランドひきこもり日記-植物園!って感じですよね


私は子供の頃よく

妹と一緒に祖父母に遊びに

連れ出してもらっていたのですが、

そうした記憶の片隅にひとつ

温室の思い出があるのです。


スコットランドひきこもり日記-頭上に気をつけましょう


天井の高いガラス張りの

大きな建物の中に

植物が生い茂っていて、

で、そこの中空に

レールが敷かれていてですね、

そのレールの上を

球形の乗り物が走っているんですよ。

スコットランドひきこもり日記-レンズもくもる暖かさ



希望者はその乗り物に乗って

上空から植物を観覧できるのです。


あれはどこの遊園地、

もしくは植物園だったのでしょうか。


我々の活動範囲を考えると

たぶん伊豆か箱根、

もしくは千葉あたりの

施設ではないかと考えているのですが。


もしやここでは!

という心当たりのある方、

ぜひご一報ください。


また一度遊びに行ってみたいのです。


ところで私は幼い頃、自分の家、特に祖父は、

実は貧しいのだ強く信じておりまして。


どうしてそんな確信を

得るに至ったのかと考えますと、

ほら、そういう遊園地に

祖父母と遊びに行くとするじゃないですか。


すると祖父母は私と妹を

乗り物に乗せると、

自分たちは柵の外で我々が

遊び終えるのを待っていたんですよ。


「お祖父ちゃんは乗らないの?」

と私と妹が尋ねても

「俺は、いいから」

と微笑んで。


この会話から幼年者Norizoが

いったい何を考えたか。


祖父はアトラクションに乗らない、

我々孫のことは乗せるのに

祖父だってきっと乗りたいだろうに

あれは我慢をしているに違いない

何故そんな我慢をするのか、

そうだ、きっとわが家は貧乏なのに違いない

でも祖父は我々幼い子供が

そのことに気がつくと哀れだと思って

私達のことはこうやってアトラクションに

無理をして乗せてくれるのに違いない

でもそんなことをしたら

お祖父ちゃんはどんどん貧乏になっちゃう!

孫としてNorizoどうしよう!

馬鹿馬鹿、Norizoの馬鹿、ごく潰し!

あんたがお祖父ちゃんを

ますます貧乏にしているのよ!

えーん、お祖父ちゃん、大好きー!


・・・子供の発想力って恐ろしいですね!


と、いうわけで、

お子様・お孫さんをお持ちの皆様、

子供が突然遊園地で

「もうアトラクションに乗らない!

乗りたくない!うえーん!ごめんなさーい!」

とか泣き出した場合、どうか

寛大なる心で対処してあげてください。


子供って本当に扱いにくいですね!


お祖父様、本当、

私は馬鹿ですみませんでした。


大人になった今ならわかる、

祖父母は別にメリーゴーラウンドに

乗りたいなんて思っていなかったんですね

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