この冬に撮った写真を
整理していたら
わが夫(英国人)の父が
庭で寛ぐ素敵な一枚を発見しました。
どう形容すればいいのでしょうか
『夕焼け番長』みたいな感じに
こう空を見上げて大地に寝そべる大男、
問題はその大地が
豪雪に覆われているという一点のみ。
お義父様、
貴方は何を考えていらっしゃるの。
「夫よ、これは何だ」
「え?僕の父ですよ?」
「それはわかっています。
私がお尋ね申し上げているのは、
英国を未曾有の混乱に陥れた
大寒波の日にわが義父は
いったい何をやっているんだ、
ということなのでございます。
お義父様の体、完全に雪に
埋もれてしまっているじゃないか!」
「うーん、僕の父はね、
そういう風に体を冷やすのが
嫌いじゃないんですよ」
それは好き嫌いの問題なのか。
ちなみに写真の撮影者は夫。
「その写真を撮った後、
父に言われて僕もその場に寝転んで
そして色々な話をしました」
「それは何か、
凍死を目前にした遺言とかか」
「違いますよ、
父子の語らいというやつです」
そういう語らいは
もっと暖かい場所で執り行われても
どこからも文句は出ないと
私は思うのですけどね。
まあ本人達がそれでいいというのなら
それは第三者が口を出す
筋合いのことじゃないんですけど!
ところでわが羊達は
この雪にもめげず
元気に育っているそうです。
あれだけ体が毛に覆われているので
やはり寒さには強い生き物なのでしょうか。
「お義姉さん、ネットに載せる写真には
ちゃんと『これは自分のものです!』って
印を入れておかなくちゃ駄目ですよ」
と二番目の義弟に忠告されたので
ちょっと写真を加工してみたんですけど
・・・とても・・・面倒です・・・
どうしたもんですかしらね
の1クリックを
↓