と、いうわけで

(詳しくは昨日までの記事をご参照ください、

発覚編対応編挫折編探索編

ブログ記事の無断転載問題に

鬱々と悩んでいた私は

やっとのことで犯人と思しき人物

見つけ出すことに成功はしたのですが

ここで不安な要素は次の三点。


1)本当にこの人物が犯人なのか。


2)この人が犯人だとしたら

私はどのような形で接触を図ったらいいのか。

逆ギレとかされたら本当に嫌なんですけど。


3)いえ、待って、そもそもその前に

『ブログ記事の内容の無断転載』って

「止めてください」って

申し入れることが可能なものなの?

だってほら・・・

たかがブログ、じゃございませんか・・・


思考回路がぐるぐると渦を巻き始めた私は

もうこうなったら専門家の助けを借りよう!と

とある弁護士に相談メールを出したのでした。


「で、いかがなもんでしょう、

私の立場としては、こういう行為を

『止めてください』って

お願いできるものなんでしょうか」

「ええ、だってこれは

著作権侵害行為は明らかですから!」

おお、私はまさに

その一言が聞きたかったのです!


ところでここで注意書きを一つ。


私はこれから、今回の無断転載に対し

私が弁護士の助言をもとに

どう対応したかを書くわけですが、

このたび私のとった方法が、

無断転載に悩むすべての人にとって

最善の解決法であるかどうかは不明です。


私が直面したのと似た状況に悩む人が

私と同じ方法で反撃を試みて

さらに困った状態に落ち込む可能性

絶対にゼロとはいえないのです。


私の話はあくまでも

個別事例のひとつとしてお読みください。


どうかよろしく。


さて。


「それでどうなんでしょう、

犯人はこの人だと私は思うんですけど」

「そうですね、私が調査したところでも

犯人はこの人物だと思われます」


いやー、プロは仕事が速いですね!


では次に問題となるのが対応策です。


私としては事を裁判沙汰にして

それを延々とブログのネタにするのも

まあ嫌いじゃない・・・

みたいなところもあるんですが(なんて奴)、

可能ならばやはりそんな

鬱陶しい真似は避けたいのです。


「まずはNorizoさんから

相手に警告文を送りましょう。

たぶんそれで解決しますよ」

「け・・・警告文?それはどうなんですか、

そんなことすると逆に私が

名誉毀損で訴えられたりはしないんですか」

「何を言っているんですか、大丈夫です。

Norizoさんが嫌なら、私が弁護士名義で

相手とコンタクトを取りますよ」


えっと・・・いえ、嫌とか

そういうわけじゃないんです・・・

ただちょっと予想外の提案で・・・


まあでもあれです、

法律のプロが大丈夫ということですから!

これで問題がこじれたら

またあらためて先生に対応を

お願いすればいいわけですから!


というわけで私は

犯人と目される人物にメールを送りました。


「・・・てなことから、

こうした無断転載を行っているのは

貴方ビシ!なのではないでしょうか。

もしも違ったらごめんなさ~い!てへ


でもね、ウインク違うとしたらこれは

貴方の雇っているSEO対策会社ビル

超!びっくり2モラルが低いってことになるわけ~↓


そういうのってどう思います~?


無断転載とか、信じられないよね~キモス


というわけで、アタシのことを助けると思って

アータが契約を結んでいる

SEO会社の名前を教えてちょ!投げKISS

こうした行為は

止めてくださいstop直接お願いしたいので。


よろぴくー!愛


このような内容を

堅苦しい文体できっちりと書きまして。


ついでに

「回答をいただけなかった場合残念は、

問題のモラルの低いSEO会社の

顧客と思われる企業すべてに

『どこと契約レポート結んでるの?』

みたいなメールを送ろうと思いまーす!キラキラ

だってayaNorio、困ってるんだも~ん!おこる

みたいなことも書き添えまして。


深呼吸の後、送・信!


結果:4時間も経たないうちに

相手からたいへん丁寧なお詫びのメールが。


やはり犯人は貴方だったか!


そして問題のサイトを確認すると

それまで無断転載されていた

私の文章はすべて

きれいさっぱり削除されておりました。


これにて問題解決ー!


いや、よかったよかった。


でもさ・・・こんな1通のメールで

さっさと問題が解決するなら

私ももっと迅速に行動すればよかったよ・・・

とは思うものの、臆病者の私としては

あそこで弁護士の先生から

「そういう行動をとって

法的に問題はないですよ!」

と言っていただけなかったら、

たぶんあんなメールは書けなかったんですよね。


というわけでネット上のコンテンツの

無断転載に悩む皆様、

本当に気持ちが追い詰められたら

弁護士や公的機関に相談するのも

ひとつの方法だと私は思いますぜ!


あの人たち、本当にすごいから!


専門家は言葉の一つ一つの

切れ味と確かさが違うから!


ちなみに私に対しては

たいそう慇懃な謝罪をしてくれた

問題のサイトの運営者ではありますが、

私の文章はすべて削除したものの、

その後も他のブロガーさんの文章は

無断転載したまま、という・・・

ちょっと本当に

それは道義的にどうなんでしょうね・・・


というわけで、無断転載顛末記でした


いや、本当に不愉快な経験でした


皆様も周囲に

ネット上のコンテンツの

無断転載に悩む人がいたら

深い同情の念を示した上で

わが従兄弟 のように被害者に対し

力強いエールを送ってあげてください


そして必要な場合は

専門家の助けを借りることを

提案してあげてください


無断転載に今現在悩む皆様の

ご武運をお祈りしつつ1クリックを

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