と、いうわけで、
エジンバラ・フリンジ
(Edinburgh Fringe)の話を。
先日 ご説明申し上げましたように
エジンバラ・フリンジとは
実験劇を中心とした
エジンバラの
夏のお祭りのことでございます。
今年は何でも
会場数が265箇所、
全体で2098作の出し物が演じられ、
トータル185万9235枚の
チケットが売り上げられたのだそうな
(詳しくはフリンジ・オフィスの HP をご覧ください)。
総パフォーマー数は1万8901人ですって!
しかしこうした数字には
お祭り開催期間中に
エジンバラの路上にあふれていた
大道芸人の皆様の数は
含まれていないんですよね。
実験劇は当たり外れが大きいから
あんまりお金を払って観に行きたくはないわ、
という方も、街を散策するだけで
じゅうぶんフェスティバルの雰囲気が
楽しめるという段取りです。
純粋に大道芸で小銭を稼ぐ人もいれば
路上でのパフォーマンスは
あくまでも宣伝!という集団もいます。
街のところどころには簡易舞台が置かれ、
各団体が交代で寸劇を演じたり
歌や踊りを披露したりなどし
「いまチケットを買えば割引料金です!」
と呼びかける風景もよく見られます。
観客側には便利なシステムですが
パフォーマー側にしたらこれは
かなり残酷な環境かもしれないな、と。
だって、出し物の良し悪しとか
演者の技量の差とか、こうすると
結構露骨にわかっちゃうものなんですもの!
「君たちは路上パフォーマンスを
しないほうが、お客が集められると思うよ」
とか老婆心からつい
言いたくなっちゃう集団もいるんですよ・・・
道の脇で絵を描いたり
なにやらオブジェ的なものを
創作している人々もおりました。
出来上がった作品を売る人もいれば
「僕の芸術のために寄付をお願いします!」
の看板を立てている人も。
来年2010年のフリンジは
8月6日に開幕とのこと。
私は泊りがけで
遊びに行きたい所存です!
普通に夜10時55分開幕、
とかいう舞台もあるんですよ
終電に絶対間に合わない、という
田舎住まいはこういうときに哀しいのよね
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