繊細な心をお持ちの方

および心臓の弱い方は

本日はご遠慮ください


洒落抜きで


アダムス・ファミリーの親戚は

やはりアダムス・ファミリーだという話。


夫(英国人)の父方の叔父夫婦。

奥様の好物はエスカルゴでした。


ある日その叔父が外から帰り奥方に

「お前、エスカルゴが好きだったよな。

今日は俺が料理してやるから座ってろ」


まあ嬉しいと食卓に着いた奥方の前に

十分後、お皿に山盛りになった

エスカルゴのにんにくバター炒めが。


「どうだ、旨いか」

「美味しいわ、貴方。

こんなに美味しいエスカルゴは

私、はじめてだわ!」

「そうか、それはよかった」

「貴方は食べないの?」

「俺はいい。お前のために作ったんだから」

「まあ・・・!本当にありがとう、貴方」


幸せな気持ちで

すべてのエスカルゴを食べ終わった奥方は

「それはそうと、こんなにたくさんの

美味しいエスカルゴを

貴方ったらいつ、どこで買ったの?

きっと高かったでしょう?

だってすごくいいお味がしたもの」


夫の叔父はにっこりと頷いて

「そりゃそこらの店で売られているものとは

質も鮮度もまったく違うよ、

だってこいつらは俺がさっき

裏庭で捕まえたカタツムリだからな!

・・・おい、お前、何故怒るんだ!

エスカルゴに変わりはないだろ!

むしろオーガニックだろ!

これだけ捕まえるのは大変だったんだぞ!

・・・お前だって

美味しいって言ったじゃないか!」


噂ではその後

それはそれは凄まじい大喧嘩

叔父上宅で展開されたそうです・・・


この話の驚くべきオチ:

こんな目にあったにもかかわらず

奥様はまだこの叔父さんを離縁していない。


「離縁していないどころか

あの奥さんは今もなお

叔父さんのことが大好きなんですよ。

愛って素晴らしいものですね」


そしてそんな教訓を

こんな話から引き出せる

夫の潜在能力に私はびっくりです。



私や夫のユーモアのセンスも

それなりに大概なもんですが

この叔父のそれは

メーターを降りきっていると思うの


というわけで陸貝つながりで

凶悪英国黒ナメクジの写真を載せちゃうぜ


その前に1クリックを

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でもこの写真

・・・本当に載せていいのかしら


オフィスでこのブログをご覧の方は

思わず悲鳴を上げないよう

歯を食い縛った上でご覧ください


いいですね


いきますよ?



スコットランドひきこもり日記-クローズアップにしないのがせめてもの良心です


キャー!


こいつ、ひっくり返すと

腹の下にオレンジのドレープラインが

入っているんですぜ お洒落だね!

ちなみに夫の実家では

黒ナメクジはアヒルの餌です


アヒルにとってはご馳走らしいですよ


ナメクジに心が急いて

先程クリックをしそこなった貴方は

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