忘れた頃の英国観光情報。


本日はイングランドは

ヨークシャー(Yorkshire)

リンカンシャー(Lincolnshire)を結ぶ

マニア垂涎の有名橋梁

ハンバー・ブリッジ

(Humber Bridge)をご紹介いたします。


スコットランドひきこもり日記-橋は美しいよね

といっても素人にとっては

本当に単に長いだけの(暴言)

橋なんですけどね。


スコットランドひきこもり日記-車からの撮影ですみません


しかし橋愛好家には

たまらない存在らしいです。


ハンバー・ブリッジ、

シングルスパン吊橋としては

1981年の開通当時は世界最長。

その後16年間首位の座を守り、

現在も世界第5位とのこと。


シングルスパン吊橋って何ですか?

という方は、

お近くの橋マニアにご質問ください。


スコットランドひきこもり日記-カーブの先に見える芸術


1981年7月17日の

オープニング・セレモニーには

女王陛下もお出ましに。


夫(英国人)いわく

「そのころ僕が通っていた学校の

校長先生がこの近くの出身だったんだけど、

その日は開通のお祝いにと

昼食後の休み時間が

いつもより30分間延長されたんだ」


スコットランドひきこもり日記-遠くに、望む

当時この橋は地元の

誇りと希望の象徴だったという話です。


スコットランドひきこもり日記-当時の最新技術の結晶ですから

まあ現代の基準からしても

スキっと細身できれいな橋ですよね。


それはさておき。


橋に行く前に近くのサウス・フェリビー

(South Ferriby)という町で

休憩をとることにしたのですが。


川沿いのパブに車を停め

カウンターでダイエットコークを頼み

屋外の椅子に腰掛けて

ごくりと喉を潤したところ。


うーむ、清涼飲料水って

たまに飲むとやっぱり美味しいよね、

この炭酸と体に悪い感じの甘味が

・・・そしてそう、隠し味の口紅の味・・・

口紅の味?あれ?今日の私は

口紅を塗っていないはずなのだが?


あわててグラスから唇を離すと

なんということでしょう、

グラスのふちにこれでもかと

ピンクパープル

セクシーリップスの跡が・・・!


すみませーん!このグラス、

洗えてなかったみたいなんですけどー!


またこのパブのサービスが

無駄にいいものだから

グラスのふちギリギリまで

コークが注がれていてですね

・・・気がつかなかった・・・本当に・・・!


「夫、助けてくれ信じられない、

私は見知らぬ女性と間接キスをしてしまった」

「・・・哀れすぎて言葉もありません、

カウンターで飲み物を取り替えてもらいましょう」

「え、でも喉が渇いていたから

勢いよくグラス半分くらいは飲んじゃったのだが」

「だってそのグラスに

それ以上口をつけるのは嫌でしょう?」

「あと、カウンターの人はこの口紅を

私のものだと勘違いしないかな?」

「その口紅の色はどう見ても

君がつけるような色じゃありませんよ、大丈夫


というわけでカウンターに戻り。


「あの・・・恐縮です、

その、グラスになんと・・・

口紅がついていましてね・・・」


店番の若い娘さんは

私の差し出したグラスの上部に

べたべたべったりと

口紅が残っているのを見て

「えっ!何これ、信じられない!」


こういう場合に彼女に謝罪を求めるのは

英国に住む人間として野暮というものです。


それでもお姉さんはそれなりに

申し訳なさそうな顔をして

「こんなこと、普段は起きないんだけど。

新しいお品をすぐに差し上げますから!」

と、カウンターの下から

新しいグラスを取り上げたら

・・・それにも同じ色の口紅が

むっちょむちょについておりましてね。


あまりのことにカウンター周辺は

沈黙に包まれたのでした・・・


次にお姉さんが取り出したグラスには

口紅はついていませんでしたけど

・・・あのパブ、グラスを

どうやって洗っているのだ・・・?


スコットランドひきこもり日記-怖い怖い

取り替えてもらったコークは

美味しかったですよ

(なんという図太いわが神経)、

やっぱり隠し味の口紅は不要ですね!


おまけ:パブの庭から見えた工場


スコットランドひきこもり日記-何かの採掘工場かと

橋もきれいでぐっときますけど

やっぱり大型建築物としては

工場のほうがセクシーな気がするの


マニアの言うことはわからないよね

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