今回の記事にはシモネタ、というか
・・・いや、これこそが
正統派のシモネタというものか・・・?
あれです、純粋なお下劣ネタが含まれます。
ご注意ください。
はい、エロ系ではなく。
お食事中の人は絶対に
読んではいけない内容だと思います。
ええ、後でまたいらしてください。
では警告はしましたよ。
先日、夫(英国人)が
トイレに入って出てくるなり
ほらね、こっち系のネタですよ!
苦手な人はいますぐ離脱をはかってください!
「妻・・・君、今日の料理に
何か変な調味料とか使いました?」
「いや・・・特には・・・
どうしたの、お腹でも壊れた?」
「いいえ、そうじゃなく」
さあ、最後の警告だ、
もうこの後は
一切の苦情を受け付けません!
「じゃあどうしたんだい?」
夫は可愛らしく小首を傾げて
「あのね・・・僕のおしっこ、
変な匂いがするんです」
・・・三十男の言うセリフですか、それは・・・
脱力のあまり
床にへたり込みそうになる
自分自身を必死に抑えて
「変な匂いとはまたどんな」
「どう形容すればいいんでしょう・・・
そう、白ワインの匂い、
僕のおしっこ、
白ワインの匂いがするんです」
もう妻として・・・
何をどこから突っ込めばいいのやら・・・
「白ワインなら結構じゃありませんか。
納豆臭がするとかなら深刻ですけどね!」
「でも普段は白ワインの匂いなんか
絶対にしない物質なんですよ?」
「知らんよそんなことは!
というかそんな詳細な報告は要らん!」
「君は僕の体を心配してくれないの?」
駄目だこいつ、早くどうにかしないと・・・!
「心配云々ではなく、
じゃあ君は私にどうして欲しいのだ!」
「君はあの匂いを嗅いでいないから
そんな冷たいことを言うんですよ!」
「おい、まさか私に実況見分を
強制するつもりじゃないだろうなっ?」
「・・・さすがにそこまではお願いしませんけど、
でも白ワインの香りのおしっこの話なんて、
君、今まで聞いたことがあります?」
それ以前にさ・・・あのさ、
お互い大人同士なんだからさ・・・
おしっこ・・・とか
何度も口にするのは止めてくれないかな・・・
まあ夫は本当に不安そうだったので
ふたりしてその日食べたものを
思い返してみたんですよ。
「あれだな・・・お昼に食べた
シーフードスパゲティの
シーフードが古かった可能性はあるな」
「古いお魚なんて僕、これまでに
いくらでも食べているんですけど。
それくらいで
僕のおしっこの匂いは変わりません」
「嫌な自信ですね。じゃあ何だろう?」
「あ、アスパラ!
アスパラガスが怪しいとは思いませんか?」
その日はスーパーで
アスパラガスが特売されていたので
私は茹でてサラダにしていたのです。
「そういえば、結婚して以来
アスパラガスを食卓に載せたのは
今日がはじめてのことでしたね」
「きっとアスパラガスです!
僕、普段はアスパラガスは食べないですし!
そうか、アスパラガスか・・・!
でも、どうしてアスパラガスを食べると
おしっこが白ワインの香りになるんでしょう?」
「私がその答えを知ってるとでも?」
しかし万が一
今回の変異の原因がアスパラガスでなかった場合
こんな濡れ衣はアスパラにも失礼だと思うので
後日再びアスパラガスを購入し実験をすることに。
「ドキドキしますね。
これでまた僕のおしっこが
白ワインの匂いになったら、
犯人はアスパラガスで確定です!」
「・・・食卓でおしっことか
口に出すのは勘弁してもらえないですかね」
判定結果。
下手人はアスパラガスであることが確定。
「いや、アスパラです、アスパラガスです、
僕ったら再び白ワイン臭のする男に!」
「はいはい、それはよかったですね!」
「あ、だからと言ってもう二度と
アスパラガスを
食べたくないわけじゃないですからね?
アスパラ自体は、僕、好きです!」
「はいはいわかりました」
人体の不思議に興奮する夫を放っておいて
洗い物をしておりましたら
夫がわざわざ台所にやって来て
「ねえ。今日のアスパラの話、
君、ブログに書きますか?」
「・・・いや、別にいいですよ」
「何故?」
「だって、こういうことを書かれたら
君は恥ずかしいでしょ?」
「いえ、別に、恥ずかしくないです。
あの、もしかして今回の話、
君はブログに書かないつもりですか?」
「はあ・・・特に書こうとは
思っていませんでしたが・・・」
「え?どうしてどうして?
僕、この話はすっごく面白いと思うよ!」
「いやあのね・・・私のブログは
確かに時にシモネタに走るが・・・
だからといって、こんなおしっこネタは・・・」
「絶対面白いって!
君のブログを読んでいる人は
きっとこういう話を待っていると思う!」
何故君はそうまで積極的なんだ。
いや、わが夫は
普段は何か面白いことを言っても
「あ、これ、ブログには書かないでね。
僕が恥ずかしいからね」
とか言っている男なんですよ。
貴様・・・自分の下着の趣味に関して
わがブログに書かれるのは嫌だというのに
(その恥じらいは理解出来ないこともない)
何故おしっこネタはノープロブレムなんだ。
夫の価値基準は謎に満ちているのです。
今回の記事、
「おしっこ」って単語が
文中に何回出てきたんでしょうね
の1クリックを
↓
というか
「君のブログの読者は
絶対こういう話が好きだって!」
という夫のあの自信は
いったいどこから来たのでしょうか
というわけで今回の内容は
普段の私の高尚なスタイルからは
だいぶ逸脱しておりましたが
紳士淑女の皆様・・・大丈夫でしたか
無事を確かめるくらいなら
最初から書くなという話ですが
申し訳ありません、
だって夫が書け書けってうるさいんですもの
なお今回の記事にいただいたコメントは
すべて夫に英訳して伝えるつもりです
どうかよろしくお願いします