そういえば確かに

今回私が帰国する際、

空港で夫(英国人)は私の手を取り

「空の旅が安全でありますように、

そして君のお祖父様が

早く元気になられますように。

僕の持つ幸運をすべて君に捧げるよ」

とかなんとか言ってくれていたのでした。


おかげさまで

飛行機は無事に成田に到着しましたし

祖父も順調に快復してくれましたし、

あれだね、わが夫の幸運は御利益があるね!

と、ここで話が済めば問題はなかったのですが。


私が東京に来て以来

夫は駅に行けば行き先を間違えるわ

ジムで懸垂をしたら首を傷めるわ

痛み止めを飲んだら

錠剤が喉につかえてむせ返るわ

そして今回とどめの高熱が出たらしく

「・・・あの・・・お祖父様の

お体の具合がよくなったんなら、

僕のあの幸運を

ちょっと返してもらえませんか?

全部とは言いませんから

・・・その、せめて半分くらい・・・」


半分とは言わず

全部お返ししますよ、もちろん!

「ついでに利子として

私の幸運の50%を

これから数日は君に渡しておくよ」

「え、いいの」

「うん、全部はあげられないけどな、

5割なら。私の風邪はもう

山を越えたみたいだし」


わが夫婦間の

幸運システムの仕組みは

いまひとつ不可解ではあるのですが

そんなわけで本日

夫の熱は下がったそうです。


めでたしめでたし。



私は鼻がまだぐずぐずいっています

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明日はちゃんと長い記事を書きたいです