そういえば

スパイ判別法で思い出しましたが

(なにがそういえばだ、

という方は昨日の記事 をお読みください)、

第二次大戦中、南方の戦地で

日米両軍が激突したとき

米軍側が自軍と敵軍を見分けるために

使用した符丁が

「ペロペロキャンディ=ロリポップ(lollipop)」

だったというのは有名な話ですよね?


日本人は「L」と「R」の発音に

問題がある、という特性を利用し、

前方の茂みに

どうも兵士が潜んでいるようだが

あれは日本兵か?それとも友軍か?

と悩んだときに、茂みに向かって

セイ・ラリパッ(Say lollipop

=ロリポップと言ってみろ)!」

と叫び、返答しだいで相手を判断したという。


この話を聞くたびに

何か悔しい気がするのは私だけでしょうか。


ところで現在の日本の当局は

どのようなスパイ判別法を

使用しているのでしょう。

例の「童謡を歌わせる」以外に。


私がけっこうこれは使えるのでは!

と思っているのは

「お相撲の行事の真似」です。


わが夫(英国人)、いくら教えてもあの

「ハイ、ハッケヨイッ!ノォーコッタノコッター!」

が出来ないんです。

「ノコッタノコッター(棒読み)」

とものすごくフラットなんです。


「もっとこう、気合が入りすぎて

脳の毛細血管が全部はじけるくらいの

勢いで叫ばなくては駄目。

『ノォー』でためて、

『コッタコッター』でハレに転じる感じ、

あと『コッ』のところは裏声を利用して

2オクターブくらい音程を跳ね上げて」

と言ってはいるのですが、どうしても

「ノコッタノコッター(棒読み)」


・・・わが夫が不器用すぎるだけだろうか・・・


ちなみに夫いわく

仕事で知り合った日本人と話をしていて

話の流れでふと

「お相撲の行事の真似、できますか?」

と尋ねた場合(何を尋ねているんだ)、

「できません」

と答えられたことはこれまでないそうです。

「どんなシャイな人でも、普通にこう

あのウチワ(軍配だっつーの)を

持つ振りをして

『はいっ!はっけよいっ!』って

やってくれるよ。

やっぱりお相撲は日本の国技なんだね!」


うーん・・・

まあ確かに国技は国技だが・・・

そんなところで感心されてもなあ・・・