わたくしのこれまでの人生における

基本的な紅茶のいれかたは


1)マグカップにティーバッグを入れる


2)そこにお湯を入れる


3)牛乳を適量加えて出来上がり


ティーバッグを取り除くこともせず

そのまま飲む。

お代わりが欲しい場合は


4)さらにお湯と牛乳投入


そしてまた飲む。


ティーバッグから色が出なくなるまで

4)を繰り返すこと可。

ガサツであるとか無精であるとか

もはやそういうレベルの問題ではない

荒廃した生活臭

感じられるかもしれませんが、

そこは気づかなかったことにしてください。

会社員だった頃

紙コップで上記のようなことをしていたら、

ある日あまりにもくったりとしたティーバッグが

コップの底に張り付いているのを見て、

掃除のおじさんが

「これゴミですね、捨てますか」

と聞いてきたのに対し

「あ、まだあと2回は飲めますので

捨てないでください」

躊躇なく即答し、

以来そのおじさんの態度が

妙に優しくなったのも今はいい思い出です。

でもなんのかんの言って

世間の大半の人間は

紅茶をこんな感じに飲んでいるのでは?

特に一人のときは。

口に出さないだけで

とか思っていたのですが、

わが夫の紅茶のいれかたを見ると

なんだか自分がものすごい

野蛮人になった気がする今日この頃です。

長くなったので

ここでいったん切ります。

つづく。