どうも、すこっちです。(^o^)
今日のアタシは仙台城のガイド活動日、ではもともとなかったのです。
実は今日から仙台の楽天モバイルパークで我が日本ハムファイターズと楽天イーグルス三連戦がありまして、カード頭の試合を観戦というより応援をするべく、チケットを取っていたのです。
だから、ガイドの予定を入れていなかった。まあ、普通ならそれでいいんです。
がしかし、アタシの頭にふとこんなアイデアが思い浮かんだ。
待てよ、ファイターズ三連戦ということは、ひょっとして北海道やら関東から多くのファイターズファンがビジター応援をするために仙台に訪れる。午後からの試合なので、ひょっとしたら午前中観光がてらに仙台城に足を運ぶ、ファイターズファンもいるのではないか?
ということは、アタシが仙台城でガイドをしていたら、ひょっとしてファイターズのユニフォームを着たファンと遭遇するかもしれない。そしたら、ガイドの話もさることながら、ファイターズの話題で意気投合して、盛り上がること間違いなしではないか!それは面白いことになりそうだぞ。
という思い付きで、シフトが入っていないのにファイターズファンとの遭遇だけを楽しみに、仙台城へと向かったすこっち。
ファイターズファンが気づくようにと、首には日本ハムファイターズの郡司選手のタオルをぶら下げ、仙台城ガイドの帽子には池田投手の缶バッチを付けてみた。
ところが、である。いくら涼しい仙台とはいえ、梅雨明けしたばかりの仙台は暑い!
この日の最高気温が31.1℃ですから、果たして午後から試合観戦OR応援が控えているファンが午前中に平山城の仙台城を訪れて、また球場に足を運ぶというスタミナをロスするムーブメントを実行する人がいるんだろうか?
案の定、10時にガイド活動がスタートして周りを見渡してもても、どこにもファイターズのユニフォームらしきものを着た人は見かけない。(-_-;)
これでは、こちらから声をかけようにも、掛けようがないではないか!
仕方なくというわけではないが、この日はけっこうガイドの申込みも多く、せっせと自分の役割を次から次へとこなす、すこっち。
と、アタシの一縷の望みが風前の灯となりかけていたその時!奇跡が起こったのです。
7人ぐらいの家族連れらしき団体さんから、「15分でお願いできますか?」という申し入れがあり、「じゃあ、涼しい日陰のところでやりますか」とアタシが日陰に誘導し、仙台城の看板があるところで、一通りの説明を始めたんです。
案の定、15分でお願いしますと言いながら、いつしか「すこっちワールド」の話の虜になっていたのでしょう。かれこれ、30分ぐらいはお話をしていたでしょうか。
そんな時、遠巻きでアタシの語りに耳を傾けていた一人の女性が声を掛けてきた。
女性「あのーその首元のタオルってひょっとして、郡司の?」
すこっち「あぁ、はい、そうなんです!よく気づきましたね。ひょっとして、ファイターズファンですか?」
女性「はい、午後からの試合観戦のために来てたんです。」
すこっち「(小声で)実は、宮城県に住んでますが、私もファイターズファンなんですよ、午後の試合も観戦に行くんです。」
女性「えーそうなんですか?」
すこっち「あなたのような人をお待ちしておりました。ひょっとして、ファイターズファンが仙台城に来るんじゃないかと!その時にファイターズファン同士で話ができたら話が盛り上がるんじゃないかと思ってまして。」
女性「郡司選手のファンですか?」
すこっち「はい、推しですね。ほら、郡司って仙台育英学園卒ですから。」
女性「あーなるほど。それと、帽子のバッチ、池田投手ですよね!」
すこっち「なんと!そこにも気づいてくれていましたか!池田投手は元楽天ですし」
という、まるで生き別れになった肉親が再会したかのような(大げさか)ファイターズファン同士でしか共有しあえないミーハーな話が途切れることなく繰り広げられたことは言うまでもありません。
聞けば関東からお越しのファイターズファンだそうです。
いやぁ、感無量ですわ。アタシの狙いがバッチリハマったよ。
でも、いいよなぁ~こういう交流って。
まあ、あっちもまさか楽天の本拠地である仙台の仙台城にファイターズファンをちらつかせるボランティアガイドがいるとは思ってなかったでしょうね。ハハハッ(^^)
その後、早めに活動を終わりにして、すこっちは楽天モバイルパークに向かったのでありました。
さすがにあの彼女とはお会いできませんでしたが、応援も楽しかったし、試合には我が日本ハムファイターズが勝ったし、伊藤大海が10勝目と、文句なしの1日でした。
こういうことなら、週末にファイターズの試合がある日の午前中は必ずガイド活動をいれておくべきなのかなと、気付かされたすこっちでした。(^^)