7/2(日)仙台城ガイド活動報告 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

すどうも、すこっちです。(^o^)

 

本日アタシはガイド活動日。

 

まあ、仙台も夏真っ盛りという感じでして、連日蒸し変えるような暑さ。

 

最近悩ましいのが、夜の安定した睡眠時間が確保出来ていないということ。暑さのためか、どこか眠りが浅く中途半端なため、おしっこの切れが悪いかのような「眠りの残尿感」が残っている。

 

仙台城に登城すると真っ先に行ったのが、「日焼け止めクリームの塗布」。まあ、これね女子ーズだったら迷うことなく行う行為なんでしょうけど、ズボラな男子にありがちなのが「まあ、いいか」的な出たとこ勝負精神が勝ってしまい、後になって「どこでそんなに焼いてきたん?」なんてツッコミを受けるぐらい露出肌が見事に日焼けし、、ヒリヒリモードに難渋するというパターン。

 

そんな失態は起こしたくないもんね!

 

と、日焼け止めをしっかり塗って出陣しましたよ。(^o^)

 

まずは、晴天に恵まれた仙台城本丸から望む仙台市内の情景をごらんください。

 見事に晴れ渡った青空と仙台市内ビル群のコントラスト

遠く左に仙台大観音があり、正面には大和町の七ツ森が見えますね

政宗様の騎馬像も元気に、本日開店のお時間です

 

そして、なんと今日はすずめ踊りの団体が演舞を披露するという企画がありました。その写真を少しばかり撮りましたので、ご覧ください。

 

この写真をよーくご覧になってみると分かるかと思いますが、踊っている踊り手がけっこう片足で全体重を支えているシーンがあります。軽快なメロディに合わせて動きが細やかで早い上に、全体重を片足で支え、跳ねる。これってアラフィフ世代なら想像が付くかと思うのですが、かなりのハードワーク。運動不足の人だったら下手をすると、肉離れを起こしたり、翌日にハンパない筋肉痛が襲ってくるパターンが容易に想像できます。とてもじゃないが、軽はずみにお試し体験をするには、ちょっと腰が引けてしまいます。

 

つくづく普段からお稽古をされているみなさんは凄いなと、再認識した瞬間でした。

 

今日のアタシのガイド状況はそれでもけっこうなガイド機会がありました。

 

午前中だけだったのですが、4人の家族連れと3人の女性グループ。他ちらほら。

 

中でも印象深かったのが、千葉からお越しになった女性3人のグループ。さすがに女性に年齢はお聞きしませんが、青葉城恋唄がどストライクゾーンということなので、年齢は察しがつくかと。でね、このグループがガイドの申し出をされたときは、「10分か15分でお願いします。」ということだったんです。

 

なので、そのつもりでガイドを進めてはいたんですが、話をしているうちにこのお三方がいつの間にかアタシの話に聞き入っている=「ゾーンに入っている」=「フロー状態」になっていることになんとなく気づいたんですね。

 

なぜそれに気づいたのかと言うと、お客様に「お時間の方は大丈夫ですか?」と聞いたところ、「ああ大丈夫です、っていうか話が面白かったので全然気にしてませんでした。」という返答が聞けたからなのです。

 

もうね、こういうコメントがガイド冥利に尽きるわけなんですけれども、こういう経験を重ねることでお客様が求めている「ニーズ」なるものがなんとなく掴めたりするわけです。

 

どういうことかと言うと、夏場は暑い。日差しの強い中で、お客様をあちらこちらと連れ回して説明をするのはどうかなあと。なので、日陰にお連れして説明をする。その説明も長々とではなく、お客様が興味を惹きそうなエッセンスを散りばめつつ、会話のキャッチボールを取り入れつつ、トリビアな話を交えた話をする。お客様が望まなければ、そこでガイドは打ち切りにし、お客様のご要望があれば、場所を移動してガイドを続ける。

 

夏場はこういうガイドスタイルで良いのではないかと。いっそのこと、一通り自分なりに納得のいく説明をした後に、「一応私のガイド説明はここまでですが、引き続きお聞きになりたいというのであれば、続けますが、いかがいたしましょうか?」と割り切って、お客様が望まなければそこで終わりにすれば、自分の消耗も少なくて済むし、続ければ続けたで、お客様が喜ぶ。

 

炎天下の中を自分の自己満足のために延々と引っ張り回すだけが、ガイドではない。

 

大事なことは目の前のお客様の気持ちに寄り添って、ニーズに呼応したガイドをすること。

 

これって、自分が逆の立場=観光地でガイドを頼む側の気持ちになって、お客様目線に立ってみれば、分かることなんですよね。好奇心からガイドを頼んではみたけれど、炎天下の暑い最中でコンパクトな説明をしてくれて、早めに開放してフリーな時間を戻してくれるガイドはある意味ありがたいと思うはず。

 

本当はそういう意思統一が出来たガイド団体だったら、言うことなしなんでしょうけどね。

 

今回は土曜日出勤で、今日しか休みのなかった中での登城でしたが、相変わらず多くの気付きが得られた日曜日でありました。(^^)