このブログの読者だけに送る「多賀城のリアル復元版南門のお姿」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

2/3(金)の地元紙河北新報の一面の一角を飾ったのが、アタシが住む多賀城市で建設が進む多賀城跡の復元版南門が姿を表したという記事。↓

 

以前のブログにもこのように、書いたことがあるんですけどね。

 

そんな記事を目にしたら、好奇心がうずかないわけが無い!

 

先週は月曜から土曜日までお仕事で見に行けなかったので、日曜日である今日、早起きをして早速言ってまいりました。

 

駐車場に着いてみると、まさか朝早くから撮影に来ている人はいないだろうと思っていたら、大方当たっていたんですけど、アタシの他にもう一人だけ立派な一眼レフカメラを抱えたおじさんが撮影しておりました。

 

さすがに腕もカメラもその方には及びませんで申し訳ないですが、このブログをご覧になっている方だけに、特別にリアルな多賀城跡南門の写真をご覧に入れます。

 


丘の上に忽然と姿を現した感じのこちらが、復元版南門です。

どうです?なかなか様になっているとは思いませんか?

こちらは違った角度から

こちらが完成イメージです、脇に築地塀が増築されますよー

ちなみにアプリでVRが見れちゃうそうです。

 

まあ、現時点では丘の上にポツんとこれが建っているだけのなので、正直違和感しか感じません。仮にこの両脇に築地塀が横綱の土俵入りの露払いのように追築されたとして、その荘厳な存在感がどのぐらいアップするのかは、周辺整備と多賀城市の演出の腕次第といったところでしょうか?

 

新聞記事にも書かれていますが、1ヶ月半後には再びフェンスが張り巡らされて、ベールに包まれるんだそうで、今の時期が貴重といえば貴重なんですわな。

 

以前のブログにも毒舌モードでアタシも書いていますが、この南門を建てるのに、予算だけで27億4,424万円。周辺整備に53億という市民の税金が投入されるんだそうで、物価高騰のあおりを食らって金額はさらにバイキルトなんでしょう。

 

これが観光の呼び水となってもらえば、多賀城市としては願ったり叶ったりといったところなのでしょうけど、アタシが懸念している南門のウィークポイント。

 

1.最寄り駅が仙石線ではなく、東北本線の駅(国府多賀城駅)であること(駅から遠い)

 

2.周辺にお土産や食べ歩きが出来る施設が見当たらないこと

 

3.多賀城政庁跡の歴史的な位置付けが奈良時代とマイナーで人気がなく、認知度が低いこと

 

などが挙げられる。

 

まあ、最初のうちは物珍しさが手伝って、全国の歴史マニアがわんさか詰めかけるとは思うのですけど、持続するかどうかは多賀城市のスタッフの「イノベーション頭」次第でしょうな。

 

ぜひとも、私達一般市民の血税を取り戻すぐらいの大谷翔平のような活躍を期待して止まない、今日この頃です。(せいぜい、SNSの標的のネタになりませんように、、、。)