織田信長の言葉にハッとさせられた瞬間。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

1/26の木曜日。

 

朝会社に出勤して、パソコンを立ち上げた。

 

アタシの会社のパソコンはDocuWorksやらMicrosoftのTemsやら起動時に自動的に立ち上がる設定になっているので、使えるようになるまで時間が掛かる。

 

大抵はこのパソコンが立ち上がるまでに会社のトイレで用を済ませ、帰ってくるとパソコンの全てのソフトが立ち上がり使える状態になっている。

 

最近のパソコンって、こっちが望んでいないのにやたらと広告だったり、今日はなんの日をアピールしてきたりと、一昔前に比べておせっかい度がハンパない。

 

この日も普通にパソコンを使おうかなぁと思っていたら、アタシの意思とは無関係にWindowsのスタート画面の辺りから、突然「今日の名言」なるものが出現したんです。

 

なんとそこにはあの織田信長様の名言が、、、。

 

それを写真に収めたのが、こちら↓

 

 

「仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ。与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ。」

 

さて、みなさんはこの名言を目にして、どう感じましたか?

 

①「ごもっとも、確かに仕事は人に言われて、与えられてやるもんじゃなく、自分で探して、創り出してやるもんだ!最近の若いものは、言われたことしかやらない。もっと相手の行動を読んで、察して行動しろよ!」

 

②「どうせ、自分は雑兵ですよ。つーかなんだよ、その上から目線。すでにモラハラ、パワハラだろうが!だいたいね、今の時代さ、言葉に出してもらわないと分かんないでしょってぇの!

以心伝心?背中を見て覚えろ?空気を察しろ?はぁ?タイパ(タイムパフォーマンス)が求められる時代に、昭和の戯言(ざれごと)を聞いてる暇はないんです。

上司と部下の意思の疎通、コミュニュケーションはいちばん大事なんじゃないんですか!

 

と、上司と言われる方々からは信長様の考えにガッテン!ボタンを押して①の声が聞こえてきそうですし、部下の側、今どきの人たちからは②の声が聞こえてきそうです。

 

まあ、どちらにも一理ある。

 

方や日本人特有のドラゴンボールで言うところの「気を感じる」的な潜在能力なんだろうし、方や時代錯誤も甚だしいという、ギャップを感じさせるものなのかもしれない。

 

どちらに軍配を上げるのかは難しいところなのだけれど、これってレベルの問題なんだとアタシは思う。

 

例えば、ここに新入社員のAさんがいたとします。

 

教育係の先輩から仕事を教えてもらって、周りの人が見ても一通りの仕事は出来るように成りました。独り立ちして、お客様との交渉も一人で出来るように成りました。

 

この時点では②みたいな意見が出てくるでしょうな。

 

でも、このあとAさんが年功を重ねていって、後輩を持つ立場になったとします。

 

そうしたときに、相変わらず②のような下っ端根性、雑兵魂みたいな意見の持ち主のまんまで中堅社員となってしまって、果たしていいのでしょうか?

 

自分の仕事のやり様を振り返った時に、昨日と同じ今日があり、今日と同じ明日がある。こういう仕事の仕方をAさんが半永久的に続けていくことに、なんの違和感も持たなかったとしたら、どうでしょう?

 

それでは、後輩が不幸になる、上司が不幸になる、会社が不幸になる、なにより自分が不幸になる。

 

やっぱ、ここから先は次のステージ=①のようなステージに進むことが求められますよね。

 

それが、ひょっとして信長様が伝えたかったこと、なのかもしれません。

 

ただし、それを理解するには自分のレベルが信長様が要求するレベル=ステージに達しなければ、理解は出来ないということ。

 

そう考えると、この言葉は大変奥が深い。

 

大事なことは、

 

「位は雑兵 でも志は侍大将でいろ」

 

ということなのかな。

 

信長様の名言に新たな気付きを頂いた、今日このごろです。