どうも、すこっちです。(^^)
昨日お伝えしたとおり、今日も仙台城に登城です。(午前中のみ)
いつもよりも早く駐車場に着いたアタシ。さすがに今日は一人ってことはないだろうと、思っていましたら、駐車場には会員の方がすでにいらっしゃいました。(ですよね~)
集合時間付近になると、かれこれ4名ぐらいの人が集まってくれました。
これで、なんとか「劇団ひとり」は回避できそうです。
かくして連休最終日となった仙台城は、秋晴れの良い天候にも恵まれて大勢の方が仙台城を訪れました。
アタシも何組かの方をガイドしましては、休み、ガイドしては休みの繰り返しでした。
休憩中には、これこのように伊達武将隊のクノイチさんを写真に収めてみたり、
伊達武将隊さんの演舞もあったりで、なかなかにぎやかなひと時でありました。
そうして午後からは、仙台国際センターで開かれた「青葉山エリアに関する市民シンポジウム」に参加して参りました。(アタシは多賀城市民ですけど)
仙台城のある青葉山は仙台国際センターの道路を挟んで反対側に「仙臺緑彩館」なるものが来年の4月に出来る予定がありまして、現在開発と整備が進められているのです。
そして、今後の仙台城周辺のあり方を考えるというシンポジウムが開かれたという分けなのです。まあ、いろいろと申し上げたい意見は山ほどあるんです。でも、たぶんそうそう聞き入れてはもらえないでしょうけど、現状の把握と関わっている関係者の方々や第三者の意見というのも参考になるんだろうなぁと。
詳細な内容は割愛しますが、このシンポに参加されておりました藻谷浩介先生が大変興味深い発言をされておりましたので、みなさんにも紹介します。
そのパワポの画面が、こちら↓
どうです?ズバリ、的を射ているとは思いませんか?
アタシもこれを聞いた瞬間、胸につかえていたものが吐き出されたような気がした。
そうなんです!騎馬像前で写真を撮って満足して帰るっていうのは、「昭和の観光」なんです。
誰もが気づいていたことなんだけど、結局今までの日本人に刷り込まれた習慣で、やっちゃう。
でも、今の時代に求められているのは、まずは地元民が楽しむこと。地元民が「居心地がいいなあ」と感じて、何度でも行きたいと思う魅力的な場所でなければ、もはや「オワコン」(終わったコンテンツの略ね)なのである。
地元の人が楽しいと思う場所に観光で来られた方も足を運んで、一緒に楽しむ。これがまさに”令和の観光”の楽しみ方なのである。
そう考えると、仙台城には絶景を眺めながらお茶が出来るような場所がない。😞
夜景を観ながら、乾杯出来るような施設もない。😞
ちなみに、「青葉山フードコート」というのはあるが、ただ飲食をするだけの大変ザンネンな施設である。
「昭和の観光」という重たい空気だけが、渦巻いている仙台城にいったい未来はあるのか?
藻谷先生はもう一つ、ならばと”令和の観光”にふさわしい、宮城県内にある大変お手本となるビクトリーなカフェを紹介してくれた。それが、こちら↓
⑩松島「カフェ ル・ロマン」なのだそうである。(アタシは行ったことがない)
風光明媚な松島の絶景を眺めながらの一杯が実現できるカフェなのだそうである。
先生のお墨付きのカフェ。これは、是非とも行っておかないといけませんねぇ~
なるほど、中にいる人というのは意外と外のことを調べて、参考にしようとはしないもの。
だけど、外から見ている人は、多くの比較対象をお持ちなので、他と比べて何が劣っているか?
何が優れているのかを瞬時に判断が出来る。それだけ、俯瞰で物事が見れているということか、、、。
今後仙台市と関係者がどういう展開に持っていくのか、アタシらも興味深くウオッチしていくつもりではありますが、せっかく作った緑彩館も「仏造って魂入れず」なんてことにならないように、よろしくお願いしたいものです。
松島の「カフェ ル・ロマン」。う~ん、好奇心旺盛なすこっちとしては外せないかな。(^^)