どうも、すこっちです。(^^)
宮城はもう、すっかり秋モード。
あれだけ手強かった夏の暑さ&残暑も今となっては、「兵どもが夢の跡」といったところでしょうか?😊
さて、9月に入りましてアタシも実はけっこう仙台城のガイド活動に精を出しておりまして、2週続けての三連休は9/17と9/19、9/23と登城し、明日9/25も行く予定になっています。
今日は9/23(金)祝日のガイド活動報告をしたいと思います。
この日は午後から、予め予約を頂いたお客様のガイドが入っていたのです。
なので、アタシ的には午前中だけ通常のガイド活動をして、午後からは他の会員の方にお任せし、自分は予約ガイドをして終了となる予定でした。
しかし、物事が思い通りに進まないのが世の中の常。
ガイドの活動時間の09:40になっても、いっこうに他のガイドの方の姿が見えない。
「まあ、雨降りだし、渋滞で道も混んでるし、遅れる人はいるよね。」
と思っていた。ところが、10時になっても、過ぎても、そこにたたずんでいたのは私一人。
「マジか~い!?」
まさか、まさかの一人営業ってあり得る?だって、三連休の初日だよ?
確かにね、お彼岸だし、墓参りしなきゃあならないという事情もあるでしょう。
この連休にお出掛けの予定が入っていた方もいるでしょう。
朝から雨降りでね、気分が乗らなくて、断念したという方もいたんでしょう。
それにしても、「劇団ひとり」って、アタシはガイド歴8年目にして初体験だったわ。😖
まあ、そうは言っても午後から予約ガイドがある以上、帰るわけにもいかない。
途方に暮れたくなるこんなときは、あの高杉晋作の言葉を思い出す。
「おもしろきこともなき世を面白く、住みなすものは心なりけり」
そして、この和歌。
「憂きことの なおこのうえに 積もかれし
限りある身を 力試さん」
悩み事よやって来い 自分の力には限りがあるけれど、精一杯頑張るぞという意味。
誰の歌かは忘れたけど、確かドラえもんの単行本8巻の最後の「くろうみそ」でのび太にお父さんが説教するシーンで出て来た。(分からない人、ごめんなさい)
そうなのです、どんな境遇に置かれても、楽しめるかどうかを決めるのは自分の心次第。
そして、ピンチをチャンスに変える「風車の論理」
ここは、「劇団ひとり」やってやろうじゃないですか!
開き直ったすこっちは、行動が早い!
さっそく、会のロッカーから「無料ガイドをやっています」の看板と、案内板だけを取り出すと、仙台城で唯一屋根の掛かっている東屋に陣取り、戦支度を整えた。
一人なのでやれることに限りはあったのですが、それでも騎馬像幕の前で写真撮影のお手伝いをしたり、騎馬像が修理のためお留守になっていることを知らなかったお客様に説明をしたりとけっこうやり始めると忙しい。
そうこうしているうちに、伊達武将隊のみなさんが登場。「おおっ、これぞ援軍!」これほど心強いものはない。この日は茂庭綱元さまと支倉常長さまと黒脛巾組が来てくださいまして、見事な殺陣の演舞とすずめ踊り&雀ダンスを披露してくださいましたよ~。(^^)
茂庭綱元さまと黒脛巾組による「仙台すずめ踊り」
茂庭綱元さまと黒脛巾組の今風な「雀ダンス」
こんな写真や動画を撮影をして寂しさを楽しみに変えていたすこっちの前に、なんと一人営業をしていた看板を見掛けて、「あのーガイド説明をしていただけますか?」という飛び込みのガイド依頼のお客さんが来たではあーりませんか!
そーだよね、とりあえず看板さえ出しておけば、それを目にしてガイドの依頼は来るもんだよね。分かりましたー!!(*^^*)いつもの20%増し、増しでガイドさせて頂きまーす。
(っておい、おい午後の余力は残しておけよ)
かくして、アタシの一人営業の獅子奮迅の一騎当千の戦いは、無事に終了。
午後からは予約ガイドを無事にこなし、魔の金曜日の楽天イーグルスの試合を車のラジオで聞きながら、帰路につきましたとさ。めでたし、めでたし。(結局、この日も負けて18連敗だったけど)
いやぁ〜、前回の鎌倉殿の13人の畠山重忠の気持ちがよーく分かったような気がしたよ。
まあ、人生においてこういうこともあるんだという、今日はいい経験になりました。
「ピンチをチャンスに変える」という政宗様の代名詞に少しは近付けたでしょうか?
あ、そうそう明日25日も登城しまーす!(^^)