どうも、すこっちです。(^^)
デスクワークをメインとした営業職、内勤職、ホワイトカラーと呼ばれる人たちにとって、今の世の中、パソコンにインターネット、ネットワークにセキュリティとデジタルコンテンツに関する知識が進歩し過ぎて追いついて行けず、悩みを抱える人は多い。(-_-;)
アタシが今の会社に入社した頃は、会社のメインはFAXとワープロ。パソコンもあるにはあったが、一部の特権階級だけが使うような代物か、経理がDOS-V機を使うぐらいだった。
それが、Windows95の登場により、世界は一変する。
あっという間に1人=1台のパソコンが充てがわれ、メールを使って仕事をすることが当たり前になっていった。パソコンが使えなくても、やってる感を出しているだけでその場をごまかしていた管理職もだんだん淘汰されていった。
かくして、ガラケーもスマホに変わり、いつでもどこでも連絡が取れ、メールが返せて、いつでも仕事が出来るような余白の無い生活が当たり前になっていった。
しかし、である。周りをよーく見渡してみると、そこそこのパソコン知識を持っている方、ICTリテラシーがきちんとしている方というのは、思っている以上に少ない。
気が付けば、社内は情報セキュリティ担当と言われる一人か二人の専従担当者が一手にその責務を引受けてはいるが、毎度毎度些細な使い方指南からネットワーク設定まで振り回されていて、普段から機嫌がよろしくない。中には立場を利用して上から目線の人もいたりして、親身になってデジタル難民の救世主にはなってくれない場合が多い。
こうなると、誰だって聞きづらいと思うようになれば、デジタルとの接点がどんどん薄れていく。結果、社内には「デジタルディバイト」と呼ばれる「インターネットやコンピューターを使える人と使えない人との間に生じる格差」が生まれてしまう。
昭和や平成の初めの頃だったら、仕事のノウハウと勘と経験と度胸(KKDともいう)だけで仕事が出来たのが、今ではデジタルツールの使い方を疎かにしたのでは、まともに報告書の1枚も書けなくなってしまう。これだけ重要なことなのに、なぜか社内におけるデジタル教育というのはおざなりにされたまんまである。(そうでない会社さんもあるんでしょうけど)
つまり、興味をもつ方、覚える気のある方は自力で覚えようとするが、そうでない人は置いてけぼりという、とっても理不尽な状況があちらこちらに存在するわけだ。
何かもっと、みなさんがWin-Winになれる良い方はないものだろうか?
ものを知っている人が、知らない人にひとつふたつ便利な機能を教えてあげて、使えるようになるだけで、相当仕事がやりやすくなり、本人のモチベーションも上がるはずだ。
社内に限らず、デジタル難民は巷には大勢いるはずだ。こうした人達と一部の詳しくて、たかびーにならない親切な人たちがうまいこと交流をしていけるようなコミュニティがあれば、デジタルディバイト(情報格差)は詰まっていく=デジタルユーザーの底上げにつながっていき、国民のICTリテラシーが上がり、理想的なデジタル社会に近づけるのではないかとアタシは思う。
DX、DXと声高らかに歌うのは結構ですが、鐘2つじゃあ意味ないでしょ!(^o^)