山本五十六の言葉に今、耳を傾けてみましょう。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

とある会社での一コマ。

 

社員A「もう、課長はいつも起こってばかりでさ、あの有名な言葉を知らないのかねぇ」

 

社員B「あの有名な言葉って?」

 

社員A「ほら、”褒めてやらねば 人は動かず”ってやつ。俺は褒めて伸びるタイプなんだよね」

 

社員B「あーそれ、山本五十六の言葉ですよね。」

 

社員A「山本五十六?へぇーそうなんだ。」

 

社員B「してみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。実はこの言葉、上杉鷹山の残した「してみせて 言って聞かせて させてみる」に影響を受けて、山本五十六が作った言葉なんだそうです。」

 

社員A「へぇーよくそんなこと知ってるなぁ。」

 

社員B「しかも、この言葉には続きがあるんです。」

 

社員A「へぇー、これで終わりじゃないんだ。」

 

社員B「はい、この後に ”話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず”と続き、さらにそのあとに、”やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。”で完結します。

 

社員A「なるほどね~。でも正直、俺のサラリーマン人生で、それをやってる上司に巡り合ったことがないよ、だいたいウチの課長なんて、全然出来ないじゃん」

 

社員B「せっ、先輩、う、うしろ、うしろ。」

 

社員A「か、課長!いつも感謝で見守って頂いて、ありがとうございます!m(_ _)m」

 

チャン、チャン。

 

と、今日はコント風に始めてみましたよ。何事も予定調和はよくない!予測不能なアレンジ精神を常に忘れないってことが大事ですから。

 

でね、この有名な「山本五十六の言葉」けっこう持ち出されることの多い言葉なのですが、主に取り上げられるのが冒頭の「してみせて~」の1番目で、2番目と3番目まで覚えている人は意外と少ない。

 

まあ、PDCAサイクルでも、PLAN→DOまではちゃんとやるけど、そのあとのCHECKとACTはいい加減というパターンが多い日本人。本当ならば、「動いた人」をどうやって、「育てて」、「実らす」かが大事なのに、、、。なぜか、最後まで踏ん張りや粘りが足りない。(-_-;)

 

まるで、序盤に先取点を取っておきながら、徐々に怪しい展開になり、最後の方は防戦一方になって、試合終了間際に同点もしくは逆転されてしまうサッカー日本代表の試合みたいだね。

 

さて、今日は特別に山本五十六の「してみせて~」ほど知られてはいないけれど、一度聞いたらけっこう胸に刺さるヤツを紹介したいと思います。

 

まずは、こちら。

 

「いまの若い者は」などと、口はばたきことを申すまじ。実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。

 

み、耳が痛い!五十六さん、ごめんなさーい。けっこう口走ってました。m(_ _)m

 

そうなんだよね、じゃあ自分が若かりし頃どうだったのよ?と振り返ってみれば、確かに思い当たるところは、一つや二つじゃ無いって人、多いでしょう!

 

まあ、心が達観しないと、そういう考え方にはたどり着けないかもね。

う~ん、まるで樽の中で熟成しないと出来上がらないウィスキーのようだわ。

 

続いて、これ。

 

苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえて行くのが男の修行である。

 

これまた、耳が痛い!(-_-;)

 

そうなのです。アタシら男はまだ「精神と時の部屋」での修行が現在進行系なのである。ギャーギャーわめくな、騒ぐな、取り乱すな。それを乗り越えなければ、スーパーサイヤ人にはなれないってことなんですな。(まあ、アタシらはヤムチャと同じ地球人ですけどね)

 

そして、最後のトリはこれっす。

 

「 男は天下を動かし、はその男を動かす。」

 

よくぞ、言ってくれましたぁ。分かってるなぁ、山本五十六先生。

 

そうなんです、男は日々天下を動かしてて、大変なんですよ。(女性の読者の方、ごめんなさーい)でね、その天下を動かしている男を影で操っているのは、誰あろう「女性」なんです。

だから、分かりやすく言うと、男は将棋盤の上を這いずり回っている”飛車”とか”桂馬”といった将棋の駒で、女は”藤井聡太竜王”とか、”羽生善治九段”みたいな棋士なんですね。

 

だから、女性の皆さんにすこっちからのお願いです。

 

所詮はね、男なんて将棋の駒なんです。だから、その将棋の駒をあなたがどう動かすかによって、勝負の行方=あなたが幸せな人生を送れるかどうかが決まる。

 

たぶん、出会った頃は惚れた腫れたで一緒になったんでしょう。

 

でも、途中からはあなたが棋士、隣りにいる人は駒なんです。

駒にいちいち腹を立てている棋士がいますか?

駒が気に入らないから、交換してくれという棋士がいますか?

 

あくまで棋士は駒に対してソフトタッチ。

 

どこまで行っても、棋士と駒は一心同体なんですから。

 

こんな偉そうなことを言ってるアタシも、所詮は駒ですけどね(桂馬ぐらいかな)

 

以上、「山本五十六 語録」の紹介でした。\(^o^)/