NHKラジオの「歴史再発見」の語りに妙あり | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(*^^*)

 

みなさんは講演会やセミナーと言われるものに参加したことはありますか?

 

有料だったり無料だったり、ちょっと前まではアタシも生のものを積極的に聞きに行きました。

今ではコロナ禍の影響もあり、オンラインというのも増えてまいりましたかね。

 

でね、この手の講演会やセミナーをそれなりの数聞いてきたアタシが気付いたことがある。

 

その1 「つまらない人の話は最初の10分で飽きる」

 

その2 「肩書だけで、話が面白いかつまらないかは分からない」

 

その3 「人間的に魅力のある人は、やっぱり面白い話をする」

 

その4 「パワーポイントに執着する人ほど、話がつまらない」

 

その5 「上から目線を感じさせる人の話はやっぱりつまらない」

 

アタシも仙台城ガイドのはしくれとして、講演会やセミナーにおけるこうした「面白く話せる人」の語りは、とても勉強なるのです。なぜなら、こうしたレジェンドたちのちょっとしたことでも自分の話し方に取り入れて話をするだけで、聞き手=お客様のウケは格段にアップする。

明らかに、自分の話が面白いと感じられていることを実感出来る瞬間がある。

ガイドの話の内容は程度の差こそあれ、似たようなことを話しているのだから、これはズバリ「伝え方」の差、なのだろう。

 

でも、それが具体的にどういうところをどうしたらと言うのは、なかなか口で説明をするのは難しい。(-_-;)

 

つまりは、フィーリング!耳で聞き、体で感じて、感じた感性を自分の語りに取り入れてうまく表現するということなのではないかとアタシは思っている。

 

そして、講演会やセミナー以上に役に立っているのが、実は「ラジオ」なのである。

 

映像という最強ツールを使えないラジオ。だからこそ、パーソナリティの喋り方、言葉遣い、語り方で「面白い人」なのか「つまらない人」なのかを一瞬にして判断されてしまう。

 

なんとなく言葉遣いが悪かったり、人を卑下するような表現を連発するようであれば、途中でチャンネルを変えたくなるし、語り手の雰囲気が絶妙に良い感じの人だったりすると、そのまま時間の立つのを忘れて、聞き入ってしまうこともある。

 

今回、アタシが見つけたイイ感じの人というのが、東京大学資料編纂所教授の本郷和人さん。

 

NHKラジオのカルチャーラジオ「歴史再発見」という番組で、「”鎌倉殿の13人”から始まる幕府の歴史」という放送をやっておりまして、そのアーカイブ放送を拝聴したんです。

 

もちろん、アタシが歴史好きであり、大河ドラマの「鎌倉殿~」に夢中になってたり、鎌倉時代関連のYou Tubeをさんざん観まくったりして「鎌倉LOVEモード」になっていたこともあるんですけど、それを抜きにしても、この本郷さんの話がとにかく面白い!なんて言ったらいいのか、説明がしにくいんですけど、「自分は鎌倉時代にとことんハマって、こんだけ掘り下げて研究をしたんだよ、だからみんな聞いてよ!だって、こんなに面白いんだからさ」みたいな話し方をしてくれる。(何事も自分が楽しいと思っていることは、いくらでも話せるもの)

 

まあ、百聞は一聞にしかずですから、とりあえずこちらのリンクから聴いてみて。

 

 

お時間のないという方はスマホにNHKのアプリ「らじる・らじる」をインストールしても、聴くことが出来ます。↓

 

 

 

いやぁ~ラジオって、本当に良いものですね。(^o^)