引き継ぎして発覚。えっ、そんなことも知らなかったの? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

引き続き、アタシの人事異動に伴うお話です。

 

仕事の引き継ぎはまあまあ、順調に進められている。

 

なにぶん締めの時期なんで、今は各々が自分の日々の仕事+請求書作成などに掛かりっきり。

そんな中でも、アタシの呼び掛けに応えてくれて、時間を取って引き継ぎを受けてくれる人もいる。

 

ところが、今日引き継ぎをしていて、思わぬ現実を目の当たりにしてしまった。

 

お役所の行政手続きの引き継ぎ中、その引き継ぐ担当者と話をしていたところ、「なんでこの業務をする必要があるのですか?」と質問を受けた。これこれこういう分けだよと優しく教えてあげたアタシであったが、ふと疑問が生じた。

 

「あれ、ひょっとしてこの人○○を△△に蔵置可能な期間を知らないんじゃないか?」

ちなみに、そのことは本来アタシらの業界で仕事をしていたら、知っておくべき基本中の基本である。

早速、彼に「○○を△△に蔵置出来る期間は?」と聞いたところ、「○ヶ月でしたっけ」と正解ではあったけど、なんとなく怪しい。矢継ぎ早に次の質問をしてみた。

 

「じゃあ、○○を□□に蔵置出来る期間は?」との問いに、彼の返答は全くあさっての方向の回答が帰ってきた。」

 

「えっマジで?それって、知っておかないとマズい質問だよって。」

 

「監査とかで指摘とか質問とかされたら、どーすんの?」

 

というニュアンスのことをやんわりと彼には伝えた。(今の世の中なんでもパワハラ扱いされるから伝え方が難しいのです)

 

ちなみこの人は入社10年以上の役職者である。

 

アタシは今を取り巻く会社の危うい状況を垣間見た気がした。

 

ウチの会社は最近やたらと昇格を急ぐ。(アタシは蚊帳の外ですが、、、。)

 

この前までお茶入れ給湯室班にプラスアルファぐらいの仕事しかしていなかったような女性社員がいつの間にか係長になっていたり、ちょっとお客ウケが良いと思われた女子社員を課長に抜擢したりする。

異動もせずに同じ部所に何年もいた男性社員が課長になったりと、理不尽極まりない昇格人事の連発である。まあ、その中には管理職にする=時間外手当削減の常套手段という一面もあるだろうが。

 

しかし、ポイポイ昇格していく一方で、先に述べたような業界の基本の「キ」も分からないまま、そのことを恥ずかしいとも思わないで偉くなっていく構図って、果たしてどうなんだろう?

 

例えば肩書きは課長だけれど、中身はイマイチな「クリームの詰まっていないシュークリーム」みたいな人がですよ、ライバル会社とか取引先の会社の同等の肩書きの方とプレゼンとか商談をしたりしたとして、まともなやりとりが果たして出来るんですか?と問いたくなる。

 

仮に影で笑われてたって、自分の会社に帰ればもう関係ない。これまでのように井の中の蛙課長としてふんぞり返っていれば、社内ではそれなりの優越感には浸れる(まあ、それ以上に大変なことはもちろんあるんでしょうけど)

 

こういうありさまって、ひょっとしてウチの会社だけじゃなかったりして?

 

世の中にはこうした「がっかりシュークリーム」みたいな管理職と言われる人たちが大勢いるとか?

 

その一方で、地道にコツコツとやって来たけど、世渡りが下手で評価されない「中身は詰まっているんだけど潰れたシュークリーム」みたいな人たちも実はいっぱいいるとか?

 

もし、それが現実なのだとしたら、この先日本の未来はどうなるのだろう。

 

ある日突然、お役所の監査が入って、半沢直樹の黒崎検査官みたいなヤツが来て、散々こき下ろされて、辱めを受けて、惨めな思いをして、ようやく現実を知るのだろうか。

 

そんな時、その場に居合わせた「見てくれは悪いけど美味しいシュークリーム」君はさて、どんな対応をするんだろう。

 

①体を張ってフォローに回る

 

②知らんぷり

 

さーて、あなたならどっち?

 

引き継ぎで発覚する、衝撃の事実!

 

「そっとしておいてよ!」というこだまが聞こえて来そうです。(-_-;)