相手に気を遣わせる人、そうでない人 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

すどうも、すこっちです。(^^ゞ

 

人とのコミュニケーションというのは、難しい。

 

最初はお互い初対面で、コミュケーションも他人行儀で探り、探りでスタートする。

 

相手がお客差だったり、立場が上の方だったりしたら否が応でも気を遣うことになる。

 

しかし、不思議なもので、電話でもメールでも回数を重ねていくうちに、ふとこの人とはひょっとして心の周波数が同じなんじゃないだろうか?自分と同じところで笑って、おなじところで怒って、同じところで泣けるツボをお持ちなのではないだろうか?というのを肌感覚で感じるようになる。

 

で、あるときちょっとだけ砕けた会話を仕掛けてみる。ちょっと相手をからかってみたり、おどけてみせたりする。すると、同じ周波数を持つ方はそのノリに乗っかってくる。会話が弾む。こういうことの繰り返しで、ひじょうに柔和な良い関係が出来上がっていく。つまり、慣れっ濃くなっていく分けである。

 

こういう人と一度でも飲みに行ったら、そりゃあもうハンパない。意気投合して、お酒も入っているから、プライベートな話にも発展し、話も関係も右肩上がりになる。

 

その後は立派な「フラットな関係」の出来上がりである。

 

もちろん、中にはそうで無い人もいて、最初はイイ感じかなと思っていても、急に豹変したり、手のひらを返したような態度を取り始める人もいる。「なんだよ、同類なのかと思ったのに!」と言ったところで、「それはあなたの勘違いでしょ」となるだけだ。その後、こういう人からアタシは距離を置くようにしている。

 

結局のところ、いつまで経ってもお互いが気を遣う、気を遣わせる関係というのはよろしくないとアタシは思う。

 

やはり、お互いが立場が違うどんな関係であっても、「胸襟を開いて」ではないけれど、歩み寄り、心を開いて、相手をくすぐる(体ではないよ)。そして、緊張感を解きほぐしていって、「フラットな関係」にしていかないと、人間関係というのは良い方向には進展しない。

 

実際、アタシの会社にも相手に気を遣わせてしまう雰囲気の人というのは存在する。

 

周りの人がその人に対する接し方を見ていると、上下の差別なく明らかに自分からへりくだっている。

それはつまり、この人とは距離感を保った状態でしか付き合えない、こちらの心の内は絶対に知られたくない、と言っているようなものだ。

 

でも、得てして相手に気を遣わせてしまう雰囲気の人ほど、そんなことには微塵も気付いていない。

そもそもそれに気付くような人だったら、そういうオーラを出すはずが無い。

 

いつ、どこで、どんな場面で、どんな相手でも、自分は常にフラットな状態で、目の前にいる人と良い関係を気付きたい、楽しい話がしたいと思っているんだよ。そういう雰囲気を醸し出すように努めているんだよ。常にそういう人でありたいとアタシは思うし、相手もそうであって欲しいと願う。

 

晴れていたら、「良い天気ですね」からたわいもないトークが続く。寒かったら寒かったで、「いやー冷えますねぇ」から始まる話で構わない。そこに、お互いが心を通わせようとする「魂の灯火」があれば、仮にそこに氷があったとしても、あっという間に溶解できるはずだ。

 

気を遣うということは、けっこう疲れる。

 

勝負をしている分けでもないのに、相手のMPを奪ってどうするの?

 

相手に気を遣わせる人になってはいけない。

 

目に見えないけれど、実は「気」ってけっこう貴重なものなのだから、、、。

 

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