ワインに寄り添ってはみたけれど、、、。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

只今、コロナ禍は新たな「オミクロン株」を主人公に据えて、「ING」。現在進行形ですな。

 

さて、こうなりますと、みなさんはお酒などはたしなんでいるんでしょうかね?

 

飲食店での規制が最近では緩んできていますけど、緊急事態宣言の出したり、引っ込めたりでかれこれ2年が経ちました。その間に「今度、サラッと行く?」みたいなことを軽々には言えなくなった。

 

なので、飲みに行くという行為そのものが減った。っていうか、「外飲み」の機会自体が無くなった。

 

ある意味、お金は出て行かないで懐は痛まないのだが、愉しみは間違いなく消え失せた。

 

最近のアタシはもっぱら「宅飲み」。カミさんとのワインで乾杯である。

 

なぜ、今すこっちがウィスキーではなく、宅飲みでワインなのか?

 

それには、こんな理由がある。

 

その1「面倒くさくない」

 

逃げないで火の玉ストレートで飲むという豪傑さんならいざ知らず、ほとんどの方はウィスキーだと、氷や水や炭酸水といったいわゆる「割るモノ」が必要だ。

 

こうした「割るモノ」を用意するの作るのも面倒だというのもあるし、この時期結露してテーブルがびしょびしょになるのである。氷などで冷やしたこともあり、飲んでいるうちに体も冷えてくる。

 

その点、ワインは原酒であり、割る必要が無い。しかも、若干は冷やすとしても、この時期なら常温でも十分なのである。スクリューキャップであれば、開け閉めも楽だし。

 

その2「赤と白、ブドウの種類によって個性が豊富」

 

アダムとイブがリンゴをかじったように、人間は果物が大好きだ。お酒は穀物からも果実からも作ることは出来るけれど、フルーツを口に含んだときのときめきと同じ間隔がワインにはある。

そして、赤に白、そしてブドウの種類によって個性がある。こうした違いを味わい、飲み比べているだけでも、新たな発見や気付きが得られ、間隔が研ぎ澄まされていくような気がする。

 

その3「食事に合う、食事と合わせるには最強である」

 

これが最もアタシが感じるワインの優れたところなのかもしれない。食事によって、赤だったり白だったり、スパークリングだったりと選んだりも出来るが、どれでも結構合うのがワインの真骨頂。

飲み方は人それぞれかもしれませんが、おつまみだけで簡潔しなくてもいいのが、ワインのいいところかな。

 

と、ここまではアタシがウィスキー党からワイン党に鞍替え出馬して、立ち会い演説会をしているみたいなくだりで来ましたが、今日の本題はここからである。

 

先に述べたように、ワインの魅力や素晴らしさ、扱いやすさも群を抜いている。

発見やときめきも、十分に堪能した。天下無敵のケチの付けようがないお酒の王様だ。

 

ただ、ふとアタシはあることに気付いた。

 

これだけ万能で美味しいワイン。

 

でも、「種類が多すぎる!」(-_-;)

 

そうなのである、種類が多すぎて、きりが無い、覚えられない、際限が無い、果てしない。

 

ここから先は、ワインに明るい方しか付いて来れなかったらごめんなさい。

 

カベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールとメルローの赤ワイン3人衆ととシャルドネとソーヴィニヨン・ブランとリースリングの白ワイン3人衆ぐらいを比較して、やれチリ産だオーストラリア産だとお手頃価格で愉しんでいるうちはまだいい。

 

これが、産地もブドウの種類も増やしていって、フランスのブルゴーニュORボルドーとか、なんという醸造所のどこの誰だとか、何年ものだとか、もーとにかくこだわりだしたらきりが無い。

そこにカリフォルニア産に南アフリカ産に我が国日本産もあるんですから、収拾がつかない。

だいいち、本気でのめり込んでしまって、高価なものを追い求めだしたら、お金が続かない。

 

その点、ウィスキーはいい。

 

ウィスキーに明るくない方にとっては、十分種類が多いように思うかも知れません。

でもほら、ほとんどがイギリス・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本でしか作ってない分けですから(インドでも台湾でも作ってるけどね)

スコットランドでもハイランドモルト・ローランドモルト・スペイサイドモルト・アイランズモルト・アイラモルト・キャンベウタウンモルトとありますが、ワインほど星の数って感じではないんです。

あとは、ブレンデッドとシングルモルトとの違いぐらいでしょうか。

 

ワインのもう一つの困った問題が、

 

どこでも同じモノが買えない!

 

ここからもちょっとワイン通な話。

 

チリ産のカッシェロ・デル・ディアブロは有名な売れ筋商品である、コノスルも売れ筋商品かな。買い求めやすさで言ったらアルパカやフロンテラだろうか。こうしたお手軽価格のものはコンビニにも置いているし、リカーズショップでも購入出来る。

 

しかし、例えばAEONや他系列のスーパーマーケットに行くと、自分とこのお抱え輸入商社を利用するからなのか、とにかく同じ商品が置いていないのである。

これは痛い。アレを買いたいと思って足を運んでも、「ここには置いてないの!」となるのである。

 

もちろん、売れ筋商品はある程度置いてはいるのだが、全部が全部置いているという分けでは無い。これはアタシの邪推だが、恐らく売る側からすると、一般ピープルはワインのことなんてよく分からないだろうと。銘柄だとか産地だとかブドウの種類だとか、こだわって買いに来る客がどれほどいるんだと。

赤か白かの違いだけしか分からない連中なんだから、どうせ違いなんて分からないんだから、似たようなのを豊富に並べて置いてさえおけば、なんとなーく売り場は賑わうし、買う方も迷って、それっぽいのを買っていくでしょうと、店側は思っているのではないだろうか?

 

その点、ウィスキーはいい。

 

どこのスーパーに行っても、リカーショップに行っても、スコッチの定番の銘柄はだいたい置いてある。ティチャーズ・ハイランドクリームにジョニーウォーカー、ディワーズにバレンタイン。まあ、シーバスリーガルぐらいならどこでも置いているでしょう。最近ではコンビニでもミニボトル主体ですが、豊富な種類を見掛ける。

 

つまり、「あれが欲しい!」とお店に行ったら、だいたいそれが、ちゃんと置いてあるのだ。

 

これは、大きいね。

 

BARに行ったとき、ウィスキーの銘柄を知らなくては、まともに注文すら出来ない。

 

メニューの置いていないBARだってある。

 

ワインは確かに素晴らしい、良さは認める。

 

でも、それを追求しようとすると道は果てしないし、正直疲れる。(-_-;)

 

それは、ある意味日本酒にも通じる部分があるように思う。

 

ほどほどの種類で覚えやすくて、定番が常にそこにある。

 

それに、アタシのハンドルネームはなんだ?このブログのタイトルはなんだ?

 

そう、「すこっち」ではないか!

 

ここは一つ、ワインという呪文は覚えたままで、軸足を元に戻してみるとしますかな。

 

ワインを訪ねて、ウィスキーの良さをまたしみじみと感じる。

 

ウィスキーの懐の深さにあっぱれ!をあげてください。!(^^)!