どうも、すこっちです。!(^^)!
いやぁ~長かった。
以前より鑑賞中であることはお伝えしてました、「宇宙戦艦ヤマト2199」。
ちょうど今日、全26話を観終わりました!
主題歌は超有名なのに、誰もがなんとなーくのイメージしかなく、最後はどうやって終わったのか?を聞いてみても、意外と覚えていないという人が多い「宇宙戦艦ヤマト」。
アタシ的にはそんな、中途半端な意識のまま、ヤマトを記憶の闇に葬り去るというのはあまりにも切ない。なので、頑張ってオリジナル作品の方ではないけれど、鑑賞しましたよ。
それでは、いつものように「すこっち斬り」で「宇宙戦艦ヤマト2199」の魅力に迫ってみたいと思います。
その1「この世界観や言葉遣い、果たして子供に分かるの?」
オリジナルは1974年に放送されたという「宇宙戦艦ヤマト」。果たしてこの作品を手掛けた松本零士さん他スタッフの皆さんはどのくらいの年代をストライクゾーンと見ていたんでしょうか?
とにかく観てるとね、ヤマトの壮大な世界観が素晴らしい。異星人との戦争、そこに担ぎ出された日本の最強戦艦大和、地球の運命を一身に背負いヤマトと運命を共にする乗組員、ガミラス軍との壮絶な戦い、デスラーとの死闘、イスカンダルへの到着そして地球への帰還。
こんだけてんこ盛りのスケールのストーリーは、アタシが観てもお腹がいっぱいになるくらいのボリュームであり、クオリティである。これを、小学生や中学生が観たとして、理解出来るのだろうか?作中の泣かせるセリフ、含蓄のある沖田艦長の言葉などなどをティーンエイジャーはちゃんと理解出来たのだろうか?
正直、子供が観るにはもったいない。っていうか、この壮大なスペクタクルな作品の世界観が理解出来るとは思えない。それだけの特上である。
子供の頃に観た記憶のある方は、是非とも昔の記憶のまんまで留めておくのではなく、いい年になった今、あらためて観て頂きたい。観たことの無い方は、コロナで疲弊した空腹をお腹いっぱいにして頂きたい。
その2「沖田艦長の存在感がハンパない」
以前、会社の先輩が自分のメールアドレスに@okitakancyouというのを入れていた。なんとなく、それが宇宙戦艦ヤマトの艦長の名前であることは分かっていたけど、なるほどこれだけ存在感のある人物で惚れ込んでいたんだな、ということが時を超えて理解出来た。
もうね、理想の上司像だね。部下が尊敬し、惚れ込むのも分かるわ。病に冒されながらの長い船旅だというのに、命を削って望むその姿勢には頭が下がります。
そしてね、ガミラス軍を手玉に取るような采配がこれまたお見事!
死中に活を求める的なところもあるんですが、まあ見せ場も無いとね。
ここでは、彼の名言集から一つだけ紹介します。
命令に逆らう、
軍人としては間違った行動だ。あってはならない…
だが、軍人であっても一人の人間として行動しなくてはならん時もある。
人は間違いをおかす…もし、それが命令であったとしても、
間違っていると思ったら立ち止まり、自分を貫く勇気も必要だ。
そうわしは思う。
『宇宙戦艦ヤマト2199』第十二話
「一人の人間として行動しなくてはならん時」
あなたにもきっと、あるはず。
その3「艦隊戦の戦闘シーンの迫力が見応え十分」
アタシら世代はとかく「機動戦士ガンダム」のモビルスーツを主体とした戦闘が頭にこびり付いている。
だが、宇宙戦艦ヤマトはその戦闘シーンのほとんどが艦隊戦である。考えてみれば、これが普通なのである。頭と胴体がある機体で銃を撃ち合うという戦闘シーン自体がそもそもおかしいのだ。
そういう意味では、艦隊戦はひじょうに新鮮である。そんな凝り固まった固定観念が払拭されたように感じたよ。
その4「イスカンダルへ向かうというテーマがこれまた秀逸」
ヒーローものというとね、世界に平和を取り戻すために悪の親玉を倒すとかっていうテーマがほとんど。
だけど、ヤマトは凄いよね~。地球が遊星爆弾で汚染されて、放射能に冒されて、それを解消するには未知の惑星イスカンダルまでコスモリバースという装置を取りに来てください!というテーマ。
それを邪魔するガミラス軍、それを克服して苦難の道のりを辿って到達することが、コスモリバースを受け取る資格。ドラマだねぇ、こんなストーリーを50年前に描いていたなんて、そしてイスカンダルとは、アレキサンダー大王のこと。ふぅ~、壮大すぎて話が尽きない。(>_<)
ご覧になったことが無いという方は、是非とも26話の大河ドラマをコンプリートして頂きたい。
主題歌だけで止まっている方、幼心の記憶で止まっている方は頑張って時間を作って観て欲しい。
宇宙戦艦ヤマト2199 ① / ささきいさお・ほか - YouTube
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