いくつになっても宇宙への興味は持ち続けていたいですね | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

アタシの通う「放送大学」の仙台にある宮城学習センター。

 

仙台市中心部から少し外れ(柳町)ではあるけれど、土日も開いているし学生であれば駐車場代は掛からないし、冷暖房も完備していて、勉強するにも読書をするにも快適な環境なのである。

 

さらにはここの図書館にそこそこの蔵書がありまして、雑誌なんかも借りることが出来ちゃう。

しかも、貸出期限は1ヶ月と太っ腹。最初は「日経パソコン」をちょこちょこ借りるぐらいだったけど、最近では他の雑誌を見つくろっては、面白そうなものを借りてくるようになった。

 

そんな重宝していた学習センターが、緊急事態宣言発令のあおりを喰らって全面閉鎖となってしまいました。(>_<)もーなんてことをしてくれるのよ!と言っても誰のせいでもないから当たりようが無い。

 

なので、閉鎖になる前にいっぱい借りてきちゃいました。

 

その中の一冊がこちら↓

 

 

そう、「Newton」である。

 

当たり前に会社勤めをしていたら、まかり間違っても手が伸びないでしょう。ましてや、身銭を切って買おうなんて絶対に思わないです。でも、無料で借りれるんだったら、ちょっと興味が惹かれる。

宇宙のこと、サイエンスは苦手ではあるけれど、どこか子供の頃のドキドキワクワク感を掻き立ててくれるものでもありますなー。(^^ゞ

 

いやー「人類が知りたい究極の謎 宇宙の授業」。このタイトルだけでも、そそられるのはアタシだけかな?借りるときもちょっと立ち読みしたら面白そうだったから、借りてみました。1ヶ月もあれば、読む気になるかなぁと思ってさ。

 

でね、一通り今日読み終わったんですが、やっぱり面白いねぇ~たまに読むサイエンスは。

 

じゃがいもって、そのまんまにしてると芽が出てくるでしょう。あの芽って毒なんだよね。だから、料理するときには芽を取ってやんなきゃない。それがね、毒が作られる過程の遺伝子をゲノム編集して書き換えることによって、毒なしじゃがいもを作ることが出来るんだって。

 

それから、昨今の中国の宇宙開発の進歩が凄まじくって、なんでも2021年の5月15日に火星に探査機を着陸させて、探査車が火星表面に降りたって、科学的な探査を開始したそうな。これは、アメリカ、旧ソビエトに続いて3カ国目の快挙なんだそうです。うーん、( -_-)侮れないな中国。

 

という興味深い記事が目白押しなのも「Newton」の素晴らしいところなんですが、今回アタシが一番気になるのは宇宙ネタのコーナーでした。

 

ここからは、少しだけ皆様へのお裾分けタイムと参りましょう!

 

「そもそも太陽や地球はいつどうやって生まれたの?」

 

アタシらが日々日常を過ごしている地球、そして天照大御神の太陽。いったい、いつ出来たのでしょう。

 

およそ50億年前、現在の太陽系の近くにあった恒星が超新星爆発を起こした後、宇宙空間を漂うガスやちりが集まり、やがて大きな渦を作り始めました。渦の中心部には物質が集まっていきます。集まるほどに重力が強くなり、さらに周囲の物質を引き込み、集まった物質は高温・高圧になって、やがて核融合反応が始まって、今からおよそ46億年前に太陽が出来上がりました。

 

さらに太陽の周囲を回っていたちりなどが、それぞれの場所で集まって成長します。太陽の誕生から数千万年で、太陽系の惑星が作り上げられ、地球はおよそ45億5,000万年前に誕生したと考えられているんだそうです。ひょえー、そんなに気の遠くなるような昔っから今に至っているのですってよ。

 

「宇宙に生身で放り出されたら、人間はどうなるの?」

 

あのーアタシら一般ピープルが宇宙に行くことさえ、夢のまた夢だっていうのに、何言ってるの?

まあまあ、そういう仮定の話も面白いじゃあ、ないですか。

 

宇宙空間に生身の人間がさらされた場合、酸素が無いことと身体に空気の圧力が掛からないことが深刻な影響をもたらします。まず、呼吸で酸素を取り込めないため、血液中の酸素が足りなくなる「低酸素症」になり、10秒ほどで意識を失って死に至ります。

 また、真空の宇宙空間では身体に空気の圧力が掛からないため、「減圧症」という状態に陥り、血液などの体液に溶け込んでいる窒素が気泡として出てきたり、体液が沸騰して蒸発したりし始めます。そのせいで体の組織が膨らんだり、体液が蒸発するときに気化熱を奪うことで気道が凍ったりします。

過去に行われた動物実験では、真空中に居られる時間はいいとこ30秒が限界なんだとか。

 

さあ、あなたは30秒間息を止めて、宇宙船内に戻ることが出来るのか?ってことだわね。

 

「隕石落下で人類が滅亡する確率は?」

 

およそ6600年前、推定直径10キロメートルの巨大隕石がメキシコのユカタン半島北部に落下しました。

(なんで、そんなことが分かるんだい?)これが恐竜の絶滅の原因とされています。隕石落下によって舞上げられたちりが数年に渡って太陽光をさえぎり、地球が寒冷化し、多くの生物種が絶滅しました。

(それでも、我々の祖先は生き延びたってことなんだよ)

 

ちなみに、直径1メートル程度の隕石が落ちる確率は1年に一つ、直径100メートルになると1万年に一つ、直径10キロメートルになると1億年に一つという確率なんだってよ。

 

こりゃあ、アタシの目の黒いうちは隕石ちゃんはまず落ちないわな。(-_-;)

 

「地球は将来どうなるのか?」

 

現在の太陽は誕生してから約46億年経っていると推定されています。今後、約50億年は太陽の中心部で水素の核融合反応が起きている今の状態が続きます。その後、中心部の水素を使い果たすと、中心核が重力でつぶれて温度が上昇し、星の外層が膨らんで、「赤色巨星」という段階になり、中心核を囲む球殻上の部分で水素の核融合が始まり、直径と明るさがどんどん増します。

巨大化した太陽はいずれ、地球を飲み込むことになるでしょう。

 

まあ、それもあと50億年後の話なんでねぇ~、アタシや読者さんはもう天国に行っていますから、、、。

 

いかがでしたでしょう?久々にサイエンスに触れてみたご感想は?

 

まあ、本格的にやるのは難しいので、今回紹介した話はね、コロナ禍が明けて外呑みが解禁になったらさ、酒の肴に「おまえら、知ってるか?人間が宇宙空間に放り出されたらなぁ~」ってな感じで武勇伝っぽく話をしてもらえたら、うれしい限りです。(^o^)