楽天イーグルスの打撃陣に不満のなぜ・どうして? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(>_<)

 

最近の楽天イーグルス。

 

先週は対千葉ロッテマリーンズ戦で田中・岸・石橋で3連敗。

 

第1戦の田中と第3戦の石橋は相変わらずの打線の体たらくで、ピッチャーを見殺し。

 

第2戦の岸はものの見事にロッテ打線に捕まってしまった。まあ、ツボにはまってしまえば好投手でも好調のロッテ打線の餌食にはなるでしょうな。(-_-;)

 

それにしてもね、一番フラストレーションが溜まるのが「打てない」この1点に尽きる。

 

いや、正確に言うとね、言いたいことは他にもいっぱいある。

 

それではもったいぶってもしょうが無いから、最近のすこっちの代名詞「なぜ・どうして」を

楽天の攻撃陣にぶつけてみるとしますかね。

 

疑問その1「なんで、積極的に足を使おうとしないの?」

 

百歩譲って、打線が不調なのは仕方ないとしましょう。だって、「打線は水物」なんて言いますからなあ。でもね、それを差し引いても試合を観戦していて、許せないことがある。

 

小深田にしても、辰巳にしても、オコエ瑠偉にしてもさ、なんで足の速いヤツが盗塁しようとしないの?

ベンチからのサインが出ないから?だったら、なんで盗塁のサインを出さないの?そもそも、明らかにモーションを盗んで、自分が行けると思ったら、走ったらダメなの?それって、どういうルールよ?

 

今の楽天イーグルスの野球はエポックの野球盤と何ら変わらない。ヒットで一つしか進塁出来ないからね。もっとさぁ、バッテリーに揺さぶりを掛けていってね、「走るぞ走るぞ詐欺」を乱発しなかったら、相手はバッター勝負でいいと思っちゃうでしょうが!エラーや内野安打で出塁したランナーだったらね、ピッチャーは動揺してんだから、1球目から走ったらいいのよ、刺されたっていいじゃん。「こいつらは、最初から仕掛けてくるんだな」っていう先入観を植え付けられれば、そのボディブローはあとあと効いてくるんだって。

 

思い起こせば、優勝した2013年の前の年。2012年に聖沢が盗塁数54で盗塁王だったね。翌年は21に減ったけど、前年の「走るぞ走るぞ、走ったー」のイメージが浸透して効果を発揮したと言っても過言では無いでしょう。一人でもいいからそういう選手がいるだけで、相手が勝手にこけてくれるのに。

 

「楽天にも、一応走塁コーチっているんだよね?」

 

疑問その2「なんで、引っ張り中心の自己満足バッティングに徹する人ばっかなの?」

 

小深田、鈴木大地、島内、岡島、茂木。

 

とにかく、どいつもこいつも引っ張り中心のバッティングスタイルである。

 

特に酷いのが左バッターね。

 

上記の5人の打席を見ているとね、ボールを真芯で捉えたらホームランかフェンス直撃の2塁打。クリーンに当たれば、ライト前ヒット。でも、凡打はほとんどセカンドゴロかファーストゴロ。

 

これはアタシの見立てなんだけど、バッターは「詰まりたくない」らしいんです。(要はピッチャーの球威に負けて凡打することね)だから、ボールの軌道に併せて目一杯スイングする。結果、ドンピシャで当たればヒット性の当たりだけど、凡打ならほとんどが一塁方向の打球だよ。

 

もしもし、右バッターより左バッターの有利な点ってなんだか分かってます?

 

いろいろあるけど、まずは右バッターよりも1塁に近いって事でしょう!

 

だったらさぁ、追い込まれるまでは好き勝手なバッティングをしてもいいけど、追い込まれたら逆方向の意識をもって、バッティングするべきなのでは?サードゴロかショートゴロだったら、内野安打とか送球エラーで出塁出来る可能性も増えるわけでしょ。セカンドゴロじゃあ、まず無理っしょ。

 

だいたい先に挙げた5人は、ショートの頭の上を越してレフト前に落とすような打球を狙って打っているのを見たことが無い(そういう技術を持ち合わせていないのかな)たぶん、楽天でそんな芸当が出来るのは、そうねー銀次ぐらいかな。

 

その点浅村はさぁ、今年はホームランこそ少ないけど、追い込まれたらちゃーんと右打ちが出来ているもんね。なんで、良い見本がいるのに、馬鹿の一つ覚えの「引っ張りゴレンジャー」はチームバッティングってものを考えないんだろうかねぇ~。(-_-;)

 

そもそも、プロ野球は勝負に勝つことを求めているんではないの?

 

自分が「詰まらされるのが嫌だから、毎打席悔いの無いバッティングしたい」なんてタダのワガママだって。チームの勝利ってものを第一に考えなさいよ。

 

試合に負けていて、なんとかしなきゃなくて、どうやっても塁に出たい、次のバッターにつなぎたいと思ったらさぁ、自分のプライドや欲求や理想なんてどうでもいいでしょうが!打撃フォームは滅茶苦茶でも、格好悪い打ち方でも、とにかくバットに当てて、野手のいないところに落としてやるってことが大事なんでしょ(まあ、技術の無い人にはどうやっても無理なんでしょうけど)

 

なんかそういう格好悪い、いやらしい、泥臭い野球が出来ていないよ、楽天イーグルス。

 

昔の選手を例に出してしまいますが、ヤクルトスワローズの飯田や宮本。西武ライオンズの辻(今の監督だね)のような、相手のピッチャーが嫌がる存在ってものを自前でを作っていかないと、他のチームとの戦力の差はどんどん開いていっちゃうよって。タダでさえ他のチームから引っ張ってきた主力選手でどうにかこうにか戦力を保っているんだからさ。

 

チームの状態は常に一定では無い。調子が良いときもあれば、悪いときもある。でも、悪いながらも勝利をもぎ獲っていかなければ、優勝なんてあり得ない。じゃあ、まったく打線が振るわない時に、どうやって流れを自分のチームに持ってくるかと言えば、それは相手のミスに付け込むとか、相手が嫌がることをやるとか、走力を有効活用して、チームが一丸となって攻めることなのではないのですか?

 

中田みたいなのが来なくて良かったよ、まだ楽天にはチャンスが残されている!

 

まずは、足を使うこと。そして、バッターは追い込まれたら、基本逆方向へのバッティング。相手がミスった、動揺したなと思ったら、すぐに仕掛ける。もうね、飛車角はいないんだから、これをやり続けるしか無いでしょう。

 

なんかアタシが楽天イーグルスの作戦コーチでもやった方がいいんじゃないかしら?

 

頼むよ、楽天イーグルス。アタシがスタジアムに観戦に行ったときぐらい、勝ってちょーだい。!(^^)!