どうも、すこっちです。(^o^)
今日の日経新聞電子版にきわどい記事が載っていた。
「学習塾は敵、ゲームは麻薬」 習近平式「大衆動員」の深層。
今や日本でも学習塾の隆盛は留まるところを知らない。
なんか空き地が出来たなぁ、ビルのテナントが空いていたなぁと思ったら、しばらくするとそこに建物が出来ていたり、テナントが入っていたりする。そして、そこに掲げられた看板はほぼほぼ学習塾である。
確かにね、少子化で子供の数が少なくなってきたところに来て、親は我が子に少しでも良い将来を保証してやろうとの思いから、迷うことなく「塾通い」を選択する。金で成績が帰るのならば、安いものだ。
(実際にはそんなに安くは無いのだけどね)
こうして、我が子かわいさの教育戦争が激化すれば、受け皿の学習塾も当然戦争となる。良い高校、良い大学に入れた人数が多ければ評価され、多くの塾生をGET出来る=業績アップ!
かくして学習塾がコロナ禍不況の中にあって、K字回復の右肩上がりの方になって、調子に乗っているんじゃないか?教育戦争という民衆の弱みに付け込んで、利益を独占しているんじゃないか?ちょっとここで、こいつらを締めといて、民衆の支持を俺の方に引き寄せて、中国共産党のトップとしての基盤を盤石なものにしておこうかな。というのが、習近平指導部のお考えのようらしい。
さらにその標的はゲーム業界にも飛び火した。
国営通信社である新華社系の経済紙、経済参考報がオンラインゲームを「精神的アヘン」と強烈に批判したのであります。中毒性の高さでやり玉に挙がったのが「王者栄耀」。ネット大手、騰訊控股(テンセント)が手がける大ヒットゲーム。
まあ、あの人口ですから、みんながゲームに熱中すればそりゃあ、ゲームメーカーには莫大な利益が転がり込む。でもそれを、「精神的アヘン」と呼ぶんですな。中国にとって、アヘン戦争はメモリーから消し去りたい黒歴史ですからなあ。納得、納得。
お隣中国の場合、お国のトップからの声は「神の声」。NOという選択肢は存在しない。だから、この鶴の一声で飛ぶ鳥を落とす勢いの学習塾の天下も、ゲームメーカーの隆盛も飛ぶ鳥が落ちてしまうんでしょうかなあ。
それに引き換え、お国のトップを国民が見限っているお隣のJAPAN王国。
あんだけ止めろ、止めろと言い続けた国民の声に聞く耳を持たず、強行開催したオリンピックで感染が拡大し、ものの見事に国民への信頼を失った、管政権。
教育戦争もゲーム麻薬も日本でも深刻なんだよ。だけど、それ以上に蔓延を続けるコロナウィルス感染に歯止めが掛けられず、頭の上のハエさえも追えていない。(-_-;)
コロナウィルスの感染はアクセル全開の右肩上がり。もう、どうすんのよ?
鶴の一声で、誰もが震え上がり、コンプリートする日が沈む国、中国。
片や、「鶴の声 むなしく響き 巣が(管)寂し」 日出づる国の明日はどぉっちだぁ~。(>_<)