続波乱の宮城県大会?政宗様のお膝元は群雄割拠 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

コロナ禍におけるオリンピック休みの4連休、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 

まあ、まともに4連続で休める人ばっかりでもないけど(アタシも土曜日お仕事です)世の中が久々のウキウキ連休モードであることに変わりは無い。

 

そして、始まった微妙な空気のオリンピックね。

 

みなさんはご覧になったのかな?中には抗議の意思表示で全く見ない、結果にもコミットしないって厳格主義を貫き通す人もいるようですが、アタシの個人的な意思表明としては、賛否両論あるものの、アスリートに罪は無い。スポーツの感動はなにものにも代えがたいのは事実だし、ここは一つ始まったら始まったで、歴史的な伝染病の最中に開催される五輪というものの見届人、立会人になるってことでどうでしょう?そうそうなれでしょ、こういうのって。

 

さて、7/19のブログに引き続きまして、高校野球ネタです。

 

ベスト4が出揃った高校野球宮城県大会。(他県の人は我慢して読んでね)

 

通常の年であれば、注目カードも平日にぶち当たるんで、一般ピープルは観戦出来ない。

 

しかし、今年はなんと!五輪連休に被っているではあーりませんか!(^o^)

 

こんな貴重な機会を見過ごしていたんでは、すこっちの名が廃る!(そうなのかい?)

 

と言うわけで、今日は1日じっくり準決勝2試合をTV観戦しておりました。

 

いやー久々にじっくりと観戦した高校野球の準決勝、良かったわ~。

 

まず第一試合は、宮城県のナンバースクール(一とか二などの数字が入った高校名って事ね)であり、唯一の公立高校の仙台三高対元々私立の女子校だったんだけど、男女共学になってからめきめきと頭角を現してきた聖和学園の一戦。

 

この一戦。結論から言うと、仙台三高が3-0で勝ちました。

 

聖和が仙台商業戦で延長12回を投げたエースを温存しまして、2番手の投手を先発させたところ、序盤で2失点、その後火消しにエースが登板するも1点加点され、聖和は1点も取れずに敗戦となったんですが、うーん仙台三高の小野ってピッチャーのチェンジアップに聖和打線が最後まで翻弄されたかなっていう感じでしたね。やっぱ、サウスポーを打ち崩すのって、なんだかんだ言っても難しい。そこに緩急を使ってうまく攻められたんでは、攻略は難しかったかなあというのが、すこっちの感想です。

 

続いて第2試合。

 

大崎市の古川学園と仙台にある東北学院の対戦。

 

古川学園はの旧校名は古川商業。そう、あの女子バレーボールで名を馳せた学校です。2003年に現在の校名に改称している。一方の東北学院は古豪だねぇ~。でも、野球部としての実績は今ひとつだった。それが今年はどちらもチャンスが巡ってきたって感じかな。

 

結論から言うと、東北学院が5-4で接戦をものにしました。

 

いやーそれにしても良かったよ、この試合。(^o^)

 

最初はさ、アタシの住んでいるところが仙台周辺なんで、どっちかつーと7:3で東北学院押しで観戦しようと思っていたんです。でも、観ているうちにさ、けなげに頑張る古学、1年生投手をもり立てながら必死に逃げ切りを図る古学にすっかり感情移入してたわ、アタシ。

 

正直、初めてかもしんない。

 

試合を観ている最中に、「このチームの背中を押してあげたい!」って気持ちになったのって。

 

東北学院の先発投手の悪い立ち上がりにつけ込んで、我らの古川学園がね(なんで我らになっとるんじゃーい)3点奪取するんです。途中同点に追い付かれるんだけど、古学が意表を突いた初球スクイズで1点リード。これは、上手かった!監督の采配がキレッキレだったし、一発でバントを決めた選手もキレッキレだったわ。

 

このまま古川学園が逃げ切るのか?そんなアタシの古学応援ムードに拍車が掛かったとき、筋書きの無いドラマの起承転結の「転」がスタートした。

 

終盤8回東北学院の攻撃。2アウト三塁で、東北学院の選手の打球はショートゴロ。そのゴロがな、なあんとイレギュラーバウンド!その間に三塁ランナが同点のホームを踏むのです。

「ああ無情」(-_-;)打ち取っていたのに、取っていればスリーアウトチェンジだったのに。

これがねー勝負の残酷さってもんなんですかね~。(>_<)

 

でも、負けたわけでは無い。気を取り直して頑張ってよ!古川学園!(あんた、古川学園のなんなのさ)しかし、9回、いっぱいいっぱいだった1年生投手に変えてここでエースナンバーの2年生投手が登板したんですが、変化球が甘く入ったところを痛打されて、決勝点が入ってしまう。

 

まあ、ハッキリ言って東北学院のピッチャーは本格派だった。正直、エンジンが掛かったらそうそう打てないだろうって感じがした。反面、古川学園のピッチャーは制球力はいいんだけど、球の勢いとかキレという点では、東北学院の打線が目を覚ましたらたぶん、かわしきれないだろうなって、匂いがしてた。

 

案の定、終盤に古学は力尽きて、その通りの結果になったのかな。

 

いいものを観させて頂きました。東北学院と古川学園にはあらためて感謝致します。m(_ _)m

 

結果だけを見れば、「ふーん、東北学院が勝ったんだ。」の一言で終わってしまう話だよね。

 

休日の日中の貴重な時間をTVの高校野球観戦に費やす。人によっては、もったいないと思うかもしれません。でもね、じっくりと観戦することで、見えてくる感動や興奮ってあるもんです。

 

少なくとも、今日観戦しなかったらアタシのにわか「古川学園熱」も沸き起こらなかったでしょう。

 

やっぱり、スポーツって偉大だなぁ。昨日の岩淵選手の同点ゴールだって、感動したし。

 

皆さんにも、にわかファンでもなんでもいいんで、そんなスポーツの感動を堪能して、アツく語って頂きたいと思う、たそれがれどきの、今日のすこっちでした。

 

さー、明日はいよいよ宮城県大会決勝戦!仙台三高対東北学院

 

どっちが勝っても初優勝、初の甲子園出場。

 

明日も感動に酔いしれよっかなぁ~。(^o^)