夜遅くに流す濃いメールはご遠慮願いたい! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

昨今のコロナ禍の影響で、一頃のような残業漬けの日常は過去のこととなりつつある。

 

いいのか、悪いのか。でも、精神衛生上は間違いなく「良いこと」なんだと感じている。

 

つい2~3年前まで、アタシの職場では残業体質が常態化していました。

 

日々の仕事に追われて、次から次と流れてくるメールにもろくに目を通せないありさま。

 

デイタイム(定時のことね)で仕事が裁ききれないので、残業時間にメールも読むようになる。

 

そうするとね、

 

「あらま、こんな大事な内容のメールが届いてるじゃん、今日中に返事をしないとマズいじゃん」

 

とか、

 

「そう言えば、みなさんにこの告知メール流してなかった~、今日やらないと」

 

みないなことが判明する。

 

そうして、半ば電池切れの脳みそでメール本文を考え、あーどもないこーでもないと推敲しながらようやっとメールを完成させ、「エイやっ!」と送信して、お仕事完了。(^o^)

 

あー終わった、終わった、さー帰ろう、帰ろーっと。

 

本人は仕事が無事に終わったという満足感と電池切れの虚脱感でなんにも感じていないんだろうけど、実はこの行為に大いに問題ありなのである。

 

何が問題なのか?

 

みなさんも感じたことが無いですか?

 

朝、会社に出社してメールを立ち上げてみたら、上司からやたらと濃い内容のメールが送られてきていた。送信時間に目をやると、「んん、23時?」とかってね。(-_-;)

 

または、同じシチュエーションでお客からこれまた濃い内容の力作メールが届いていたりする場合。

こちらなんて、送信時間がシンデレラの魔法がとっくに解ける時間じゃんってこともあったりする。

(24時間戦えますか?はいつの時代だよ)

 

でね、本人はさ、今日中に流さないと業務に支障を来すだろうという気持ちで、最後のスーパーサイヤ人パワーを振り絞って流した力作メールなんだろうけど、果たしてそのメールをもらう人の気持ちを考えたことってあるのだろうか?

 

寝ぼけ眼で、朝でボーッとしているところにさ、朝からそんなメールを見せられたらさ、間違いなく重いよね。「うわ、なんじゃこりゃ」となって、「いやーこんなにこってり脂っこいメール朝から読むのかよ」となりまして、「うんっ、ちょっと見てよ、この送信時間こんな時間まで仕事してんのかよ」となりますわな。

 

つまり、自分は精根を使い果たして満足かもしんないけど、もらった方は朝から豚骨醤油ラーメンの大盛り全部乗せを目の前に出されているのと、同じって事なんです。(こってり系が好きな人は気になんないのかな?)

 

それだったら、締め切りに間に合うのであれば、力作メールはとりあえず保存をしておいて、翌日の朝10時頃に流すとか、午後に流すとかね。そうすれば、ウンザリ感というダメージを相手には与えるとしても、「こんな時間まで働いてんのかよ!」的なマイナスイメージは与えないで済むでしょ。

 

これってさぁ、「俺はこんな時間まで仕事をして頑張っているんだぞ!」というアピールなのか?

それとも、「もう、うんざりだよ、過労死するよ。誰か助けてぇ~」的なS.O.S信号を発したいのか?

それとも、ただ単に「アタシは仕事が出来ない残念な人なんです」という自虐ネタを披露したいのか?

それとも、別になーんも考えていないだけなのか?

 

いずれにせよ、相手にはネガティブな印象しか与えないってことは確かである。

 

ほんの僅かな気遣いだけで、相手に余計な想像を働かせないで済むのですから、保存して翌日にメールをするのに越したことは無い。目に見えない向こう側の相手を朝から不快な気分にさせる必要は無いでしょうってことなんです。

 

今となっては、遠い昔にそんなこともあったなぁと回想する、すこっちでありました。m(_ _)m