「ノブレス・オブリージュ」について考える | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

相変わらずの気まぐれ台風、すこっち。

 

今日は聞き慣れない言葉からスタートしてみましたよ。

 

さて、「ノブレス・オブリージュ」とはいったい何なのか?

 

意味としてはですね、「高貴なる者にはそれに伴う義務がある」ということなのです。フランスから発した言葉のようでして、財産や権力や社会的地位のある人は一般ピープルよりも恵まれた環境で生活が出来ているんだから、その地位を保持するために社会的責任が伴い、社会的な義務も生じるってこと。

 

分かり易く言うと、お金持ちは儲けた金を自分のためだけに使うんじゃなくて、ボランティア活動をしたり、慈善事業に寄付をしたりすることがそれに当たる。アメリカのセレブがボランティア活動に多額の寄付を出したり、イギリス王室や日本の皇族も慈善事業に力を注いでいたりする。

 

法律で明文化されている分けではないんで、それをしなかったらと言って、別に罰せられるとかはないんですけど、やらなかったらやらなかったで一般ピープルには「なぁんだや~あの人、いっぱいお金持ってるのにね」って、世間の冷たい視線にさらされることになる。高貴な人=お金持ち=社会の模範生=それがあるべき姿ってことになるんでしょうかね。

 

でもさ、今の日本の政治家や富裕層と言われる人たちは、この辺のところを意識しているんでしょうか?まあ、中にはちゃんと意識してね、地道に活動をされている方もおられるんでしょう。

だけど、明らかに今の首相とか前の首相とかその他二階と愉快な仲間たちなんかは、そんなことを微塵も感じさせてくれないと思うのはアタシだけでしょうか?誰がどう見ても、自分の仲良しこよしさんチームだけを優遇して、「ノブレス・オブリージュ」の「ノ」の字も考えていないようにしか見えない。

 

結局のところ、「ノブレス・オブリージュ」は常に自分の人格を磨き、それを積み重ね、「自分に厳しく」ロードを全うするという過程が必要なのである。それをして来ないで、急に懐に入るお金が増えたからとか、突然地位が向上したからといって、一朝一夕で身に付くものではないのである。

 

そう考えると、明治時代の頃や昭和の戦前の人たちなんかは、今よりももっとそういう考えが浸透していたんでしょうね、きっと。

 

ここから先は、アタシのような一般ピープル以外の方たちへのメッセージです。

 

「金は天下の回り物」という言葉がありますが、コロナ禍で疲弊にしている今の世の中だからこそ、この「ノブレス・オブリージュ」を実践して、お金を「反時計回り」じゃなく、「時計回り」に回して欲しいのです。

 

誰かのためにお金を使った方が、間違いなくイケてるし、かっこいいと思うよ!