すこっち映画NOW「えんとつ町のプペル」を鑑賞 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

お正月も1/4となると、正月気分のまんまという分けにもいかない。なんだかんだ言っても、そろそろお仕事モードに切り替えませんとなー。

 

とは言え、お休みはお休みですから。

 

最後の正月休み、しっかり楽しむことはしませんと。

 

今日は息子と映画「えんとつ町のプペル」を鑑賞して参りました。

 

あれ?なんでこの時期に「えんとつ~」なの?そうお思いになる方もいるでしょう。

 

もともと1/4に息子と映画を観に行くことは決めていた。もちろん、例の無限列車をである。この作品を評価するにしても、非難するにしてもまずは観ないことには何も始まらない。メロンの味はメロンを食べたヤツにしか分からない。そのすこっち論法から行くと、この正月休みは絶好の鑑賞タイミング。

 

なのに、なぜ無限列車をあえて乗り過ごして、「えんとつ~」に乗り換えたのか?

 

実はある時、ある方がアタシのブログをご覧になってくれていたんです。そんでどんな方なのかなあと思って、その方のブログを開いてみました。そしたら、この「えんとつ町のプペル」の作者であるキングコングの西野亮廣さんの試写会後のコメントのリンクが貼り付けられていて、それを拝見しました。

 

そしたらね、これが超素晴らしかった。途中聞いていて、涙が流れた。あまりにも素晴らしかったんで、カミさんにも「お願いだからこれ観て!」って言って、一緒に鑑賞した。アタシほどではないけど、カミさんも感動してた。それぐらい、彼の思っていること、伝えたいことがアタシの胸には突き刺さってきた。

 

https://m.youtube.com/watch?v=_vd_X-qKEd0&feature=youtu.be

 

だから、どうしても彼の作品である「えんとつ~」を観ない分けにはいかないと思ったんです。

ハッキリ言って、「鬼滅の刃」は黙っていてもあと半年は上映するでしょう、興行的に。でも、「えんとつ~」にどれほどの人が関心を持ってくれて、映画館に足を運んでくれて、観てくれるかは未知数だ。下手をすると、あっさりと打ち切りにならない保証は無い。だから、あえて無限列車を乗り過ごした。(これが言いたいんだね)

 

かくして向かった映画館。11:35~の上映にだったんで、11:20ぐらいに向かうと、ぞろぞろと人また人がエスカレーターを降りてくる、親子連れも多い。「あーなるほどと思った。」これは09:00~上映していた無限列車から降りてきた乗客たちだったのだ。さすがの人気である。

 

そんな流行の最先端に乗っかるチャンスをあえて蹴って、鑑賞した「えんとつ町のプペル」。

 

早速その感想を書きたいと思いまーす。(^^ゞ

 

まあ、ハッキリ言って泣いたね、泣いたね、泣いた。(゚´Д`゚)

 

そして、感動したよ。

 

やっぱり、アタシの目に狂いは無かったよ。あのコメントの通り、彼が伝えたい思いがこれでもかっていうぐらい、詰まっていた。アタシはよく知らなかったけど、キングコングってコンビは一時期、結構なバッシングを受けていたみたいなんですね。西野さんもSNSなどでさんざん叩かれていたようです。でも、反骨精神で立ち上がった。その辺のことをインプットして観に行ったもんで、なおさら映画の内容のワンシーン、ワンシーンがその逆境のエピソードと重なってしまって、妙に泣けて来たところもあった。

たぶん、そんな彼の魂が乗り移って、登場人物にこんなセリフを語らせているんだろうな、って思った。

 

ネタバレになるので、さすがに全ては語りませんが、煙に閉ざされたこの町では外の世界を見た人はいない。だから、星を見た人もいない。主人公の少年ルビッチが亡き父親が語ってくれた外の世界には星があるんだよという話を力説しても、町の住人たちは「そんなものある分けないだろう」、「なにを夢みたいな事を言ってるんだ」と散々馬鹿にしたり、誹謗中傷する。

 

そこで、ルビッチがみんなに言う。

 

「誰か見たのかよ!!」

 

ハッキリ言って、この映画を観て、このシーンのこの言葉が

一番胸に刺さった。

 

そうなんだよ、誰も見たことがないんだろって。

 

なのに、なんで分かる?なんで、決めつける?みんなと一緒になって足を引っ張ろうとする。群れてた方が安全だから。自分に火の粉が降りかからないから。余計なことは言わないで、やり過ごしていた方が不満は残るけど、明日は確保される。生きながらえるための一歩。確かに大事な一歩だ、家族がいればなおさらだ。我慢をして生きる道を選んだあんたはそれでもいいかもしれない。でも、可能性にチャレンジをしようとするポジティブで前向きな人たちに冷や水を浴びせることになんの意味があるんだろう。暇なのかい?ひょっとしてそれが楽しみになっちゃってる?そうなったら、残念だけど間違いなくその人は終わっている、人間が腐っている。

 

この映画を観ていると、そんな人間社会の縮図を見ているような気がしてくるんです。

 

だから、感情移入して泣いちゃうんだね。(>_<)

 

興味を持たれた方は、是非ともご覧になってみてください。

 

きっと、観た次の日から生きる勇気が湧いてくるかもしれませんよ。

 

人の可能性は無限 ∞ 諦めなければ夢は叶う 愚直 誠実が世界を救うんだよ。(^o^)


まずは観てから、批評してみてください。


そうでないと、ルビッチに言われちゃうよ。


「誰か 観たのかよ!」ってね。