2020年の日本シリーズが終わりましたね | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。(^_^)

 

これで日本シリーズのことを書くの、三夜連続ですかね。

 

「楽天イーグルス以外のチームが出場している日本シリーズのなにが面白いのか?」

 

「しょせん、ソフトバンクホークスが完勝することは戦前から分かっていた事じゃん。」

 

そんな声が聞こえてきそうですが、アタシはとにもかくにも自分の目で確認をしてみたかったんです。

なにがって?それは、シーズン終盤にパリーグの激戦を勝ち抜いて優勝したソフトバンクと、形的には2位以下を大きく引き離してぶっちぎりで優勝を決めたジャイアンツ。去年の日本シリーズ4タテを選手1人1人が心から悔しいと感じているのであれば、「倍返し」とは行かないまでもリベンジしてやるぞ!という強い気概を持って勝負に挑んでくるはずなんでしょう。

 

だったら、ジャイアンツのリベンジ精神が勝るのか?それとも、セルの完全体に近い、ソフトバンク野球が完膚なきまでに叩き潰してくれるのか?注目点はそこでした。

 

結果はどうなったか?みなさんご承知の通り、またもやソフトの4タテで日本一を決めましたね。

 

うーん、ハッキリ言ってジャイアンツは手も足も出なかったですよ、本当に。

 

2020年の日本シリーズをすこっちなりに斬ってみたいと思います。

 

その1 「長谷川の悔しがり方がソフトの強さの全てを物語っている」

 

日本シリーズ第3戦の6ソフトバンクの攻撃で6回二死満塁で打席は長谷川。長谷川と言えば、2013年に打率.341で首位打者を獲得したこともあるベテラン選手。そんな彼が、セカンドゴロを打って1塁にヘッドスライディング。きわどいタイミングながらアウトだったんだけど、その悔しがりようがハンパない。

 

「日本シリーズ 長谷川」の検索結果 - Yahoo!検索(動画)

 

たぶん、このシーンを観ただけでソフトバンクホークスの強さを感じて頂けると思うんです。かつては天下を獲ったベテラン選手が日本シリーズという大舞台で唯一与えられた1打席にこれだけの情熱を傾けている。じゃあ、相手のジャイアンツの選手にこれだけPASSION(情熱)をあらわにしている選手がいましたか?_みーんなすました顔でベンチに座っている姿しかカメラは捉えていなかったよ。7年前に首位打者を獲った選手でさえも、スタメンに名を連ねることもなく、与えられたのは僅か1打席。でも、その1打席に「全集中 水の呼吸」だよって。そりゃあ、巨人が1勝も出来ない分けだわ。

 

その2 「自立した大人のソフトナイン。片や指示待ち人間ばっかりのお子ちゃま巨人」

 

ソフトナインを見ているとね、1人1人が自立してるって感じがした。誰に命令される分けでも、言われる分けでも無いのに、ちゃんと内野はピッチャーに声を掛けに行くし、内野同志の声掛けも自然だった。キャッチャーの甲斐なんて、ホント自信を持ってサインを出しているし、守備もコントロールしているなって感じがしたもん。個々の選手が自信を持って、チームのためにプレーをしているってひしひしと伝わってきました。

 

その点、ジャイアンツはなんかベンチの顔色を伺いながら試合をしているような感じがした。ベンチからの指示が無いと動けない典型的な「指示待ち人間」。だから、自信がなさそうにプレーをしているようだった。若いヤツが多いのだから、本当だったら主軸の坂本や丸が率先して声を出したり、盛り上げ役を買って出たり、若手に声を掛けるべきなのに、そんな光景は微塵も感じられなかった。結局は個人主義なのかなあ。あれじゃあ、若いヤツは可哀想だね、自分でなんとかしろって感じだもん。

 

その3 「150キロ以上のスピードが出ない巨人投手陣」

 

これ、ネットでも話題になっていたんですけど、ジャイアンツのピッチャーは外人を除いてね、日本人ピッチャーは150キロを超えるスピードボールが投げられていないんですって。別に球が速かったら打たれないのか?って分けではないけど、そんなスピードボールをビュンビュン投げるような奴らと年がら年中試合をしているパリーグ覇者とせいぜい140キロ台のへなちょこ球で勝負しているセリーグ覇者ではバッターのレベルがそもそも違う。ツーストライクまでは、どんどん振ってくるソフトのバッターに対して、ジャイアンツはどっちかっていうとミート中心のアベレージヒッターばっかだもんね。甲斐の放った2本のホームランを見てもらえば、その違いがよーく分かる。

 

 

その4 「甲斐キャノンも周東の足も出番が無くて、この結果」

 

あれだけ騒がれた「甲斐キャノン」。そして、「周東の足」。そうしたプロレスで言うところのフィニッシュホールド的な決め技を使わなくても、勝っちゃった。まあ、そもそもジャイアンツはランナーが出ないんだから、盗塁もへったくれもないわな。最後に周東は盗塁を大城に刺されちゃったのは、ご愛敬ってか。

これで、大城が成長してくれたら、いいのかな?

 

その5 「闘志が感じられないお通夜のような巨人ベンチ」

 

両チームのベンチの雰囲気が天と地ほどの違い。Twitterにアップされたソフトのベンチのまーいい感じの雰囲気。それに対して、連日お通夜の巨人ベンチ。岡本は人様の球場のベンチにツバを吐いているし、坂本も丸もカメラがよく捉えていたけど、チームの雰囲気なんてどこ吹く風。我関せずって感じがしましたよ。甘く見るなよ!そいういうのって、本人がいくら言い訳をしたって、テレビを見ている視聴者にはちゃーんと伝わってるからね。そういう姿勢が積もり積もって、結果に繋がるんだよ、勝負事って。

 

と、まあきりが無いので、この辺で日本シリーズの件は書き納めってことにしますかね。

 

それにしても、こんなセルの完全体に楽天イーグルスは果たして、、、。(-_-;)