どうも、すこっちです。(^o^)
「そんなこと知るか!」
「つーか、どーでもいいだろうそんなこと。」
いえいえ、パソコンやスマホの前でそんなに声を荒らげて突っ込まないでくださいな。
このお題にはね、すごーい深い(不快?)意味があるんです。
私の会社の昼休みの過ごし方は、自分の車の中で過ごす。休憩室なんて洒落た施設なんてない職場ですから、プライベートが確保できるのは唯一自分の車の中だけなのです。(こんな人、多いのかな)
最近の仙台の昼頃はちょっと暑い。かといって冷房を付けるまででも無い。なので、窓を開けてウトウトしていたら、窓から一匹のハエが進入。仕方なく、パワーウィンドウをONにして窓を開閉して、優しーくご退場願おうと思ったのだが、これがまたすんなりと出て行ってくれない。(>_<)
何回もハエ様を追っ払おう、もとい御退出を願おうと悪戦苦闘するものの、一向に出て行ってくれる気配が無い。むしろ、昼休みを通り越して延長戦の構えだ。「あーあ、もうやーめた。」馬鹿馬鹿しくなって、追っ払うのを止める。するとどうだろう、あれだけ執拗に労力を割いていたときは、全然出て行ってくれる気配が無かったハエ様が、なぜがこちらが無抵抗になると、「あばよ~。」と言わんばかりに、まるでフーテンの寅さんのように消えて行ってしまった。(-_-;)
これと同じような感覚を味わったことはないだろうか?
・子供を寝かしつけるとき、さっさと寝て欲しいと思うときに限ってなかなか寝てくれない。
・目の前のことに対して熱くなればなるほど、上手くいかない。
・異性を振り向かせようと力が入ったときほど、相手は振り向いてくれない。
・仕事が順調に進んで、午後はゆっくりモードで早く帰れるかな?と思ったときほど残業になる。
よく勝負事でも、勝ちを焦ったときにスルスルと勝利が逃げていくなんてことを言ったりしますよね。
ちょうど1988年のパリーグペナントレースあの有名な10・19ロッテ対近鉄のWヘッダーもそれに当てはまるのかもしれません。(えっ?知らないの?んじゃあ、10・19でググってみなされ)
つまり、大事なことは「平常心」。ちょっとやそっとのこと(ハエが出て行かないことか)で、心が揺さぶられているようじゃあ、まだまだ半人前。すっとした素の気持ち、素の心になれたとき、余計な欲をきれいさっぱり捨て去ったとき、濁っていた水は瞬く間に澄んで、流れ出す。(ハエも車から出て行く)
そうなんですよね、こういう心持ちになかなかなれないのよね~。アタシら凡人はさ。
そういう意味では、座禅とか瞑想とかヒーリングとかそういう類いの精神修養が必要なのか。
でも、ハエ一匹のことでこんなことを書いているアタシって、いったい、、、。(-_-;)