ソーバーキュリアスってなあに? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

昨今の世の中の移り変わりはとにかく早い。ちょっとでも気を抜いて情報をインプットするのをサボっていると、あっという間に取り残されてしまう。今なんて、分からないことはなんでもすぐにスマホで調べられる時代。前回の「半沢直樹」をあらためて全部見直してみたんですが、その時はスマホじゃなくてガラケーだからね。つまり、7年~10年前はフツーにガラケーが主役だった。なのに、今じゃあスマホなしでは、何事も立ち行かないっていうか、人によっては間が持たない。

 

アラフォー、アラフィフの皆さんは毎日を気を抜かずにファイトだよ!

 

さて、みなさんは「ソーバーキュリアス」って単語をご存じでしょうか?

 

ずいぶんと聞き慣れない言葉ですよね。このブログを読んでくれている人はもちろん、書いているアタシも「すこっち」ですから、お酒は嫌いな分けが無い。そんな人たちにはちょっとアンビリーバボーな話かもしれません。

 

「ソーバーキュリアス」というのは、欧米で高まりつつある新文化なんだけど、早い話がお酒は飲めるんです、イケる口なんです。でも、身体や精神の健康を保つためにあえて、自分からお酒を飲まないという選択をすること、なんだそうです。

 

だから、フツーに車で飲み会の会場に行って、ノンアルコールカクテルなんかを飲んで、なんとなく酔った気分になってワイワイ楽しくやって、帰るみたいなね。そういう感じ。

 

お酒を飲むことが常態化している人からすると、こう言いたくなるはずです。

 

「飲み会に行って、酒飲まないなんて参加する意味あんの?」

 

「飲み会に参加して、飲んで酔っ払うから楽しいんでしょうが!」

 

確かに、おっしゃることはごもっとも。m(_ _)mでも、時代は常に移り変わっている。今の世代はね、お酒を飲むということにそれほど執着していないんだね。お酒というアイテムが無くとも、それなりにワイワイ楽しくやれちゃうんだね。だいたい二日酔いで次の日体調悪いとかって、嫌だと感じるんでしょうかね。

 

ある調査によると、若者の飲酒離れは深刻なようでして、20~30歳代でお酒をほとんど飲まない、若しくは飲めないと答えた人は男性が全体の4~5割。女性は6割にも達するそうです。

 

そんでもって、年代別に見た飲酒の頻度を①飲む②飲めるけれど、ほとんど飲まない③飲まない(飲めない)って③分類でアンケートをしたところ、一番①の飲むと答えた人の割合が多いのが50代の70.7%次いで67.3%の60代、第3位が40代の62.6%と見事にアラフォーからアラカン世代がワン・ツー・スリーフィニッシュと来たもんだ。やっぱりね~、アタシも含めてそうなるわな。

 

「酒を飲むと人が変わる」とか「酒を飲むと本性を現す」とか「酒癖が悪い」とか「酒に逃げる」とかマイナスイメージが付きまとう。おまけに泣き上戸に笑い上戸、説教上戸や壊れたテープレコーダー上戸もいるよね、同じ事を何回も話す人。

 

でもさ、そんな人の弱さを如実にさらけ出す「お酒」ってある意味凄くないですか?とっておきの呪文みたいなものなのかもしれないよ。こんな究極の魔法が他にありますか?いやあ、多分無いと思うね。

あるときは口を割らせる自白剤。あるときは勇気を湧かせるための気分アゲアゲ増強剤。そして、あるときはやさぐれモード100%でやけ酒と言う名の鎮痛剤。

 

こんなみんなの役に立っている「お酒」を頼むから、悪者扱いしないで欲しいんです。

 

ソーバーキュリアスも要は選択肢の一つ。これからの時代は、飲み会という場に参加して飲めるのに飲まないという人もきちんと意思を尊重してあげましょうよ、ということ。昔みたいに「なんだ、俺の酒が飲めねえのか」みたいなセリフはドラゴンクエストの呪文ニフラムで光の彼方へ消し去ってあげてください。(ニフラムが分からない人は「ニフラムとは」とググってみてください。

 

現代は「多様性の時代」。いろんな考え方、趣味・趣向があってそれを受け入れる懐の深さもこれからは求められていく時代ってことなんですかね。(-_-;)

 

でも、「酒は飲んでも飲まれるな」は死守しないとね。