ラジオの番組改編に我思う | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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どうも、すこっちです。(^o^)

 

10月と言えば、テレビもラジオも番組の改編時期である。

 

ただ、テレビはコロナ禍の影響で撮影が順調に進められなかったりして、遅れモードの番組もあったから、多少のズレはあるのかな?でも、ラジオに関してはプロ野球のオフシーズン(まあ、今年はイレギュラーですけどね)を期に終わる番組あり、始まる番組ありってところだ。

 

しかしね~、TBC(宮城県のテレビとラジオの民放放送局=東北放送)も思い切ったことをやったもんだ。なにが思い切ったことなのかと言いますと、今まで使っていたフリーアナウンサーと呼ばれる方々をバッサリと切る、もしくは出演機会を減らすという策に出た。

 

具体的に述べると、朝の番組のメインパーソナリティーのアシスタント役も新人の女子アナに切り替えたし、夕方4時~6時台の番組もお笑い芸人(ニードル)を月曜日の一日限定にして、火曜から金曜日は若手の男性アナウンサーを配置した。

 

確かにね~、コロナ禍でどこもかしこも業績不振。(>_<)できる限り出費は抑えたい。パーソナリティーを外注に回せば、番組のクオリティは安全パイだがギャラが発生する。新人だろうがなんだろうが自社戦力でそこを穴埋めすれば、外にお金は出て行かないって寸法だ。

 

本来であれば、将来を見据えてじっくりと成長を見守りながら育てられるはずの新人女子アナがアシスタントとは言え、いきなりの大抜擢。本人にしてみれば、毎朝4時起きで試練の毎日だろうが、チャンスの女神はそうそう微笑んではくれない。ピンチをチャンスに変えられるかどうかは、女子アナさんの頑張りに掛かっている。(だけど、頼むから打率の数字をにーごーはちとかって棒読みすんなよ!)

 

ある意味、女子アナの成長物語を眺めながら「老婆心」的な楽しみ方にいそしむというのもありなんですかね。アヒルが白鳥になるところを見届ける、みたいなね。

 

でもな~、お昼の番組を無くしちゃって、1時からの午後番組を前倒しで始めるっていうのは、アタシ的にはちょっと解せない。なんか、お昼の楽しみが取り上げられちゃったみたいな気がしてしっくり来ないんです。やっぱりね、社会人はお昼と1時は切り替えのタイミングなんだからさ、番組も切り替えてこそ「よし、午後からも頑張るか~」って気持ちになる分けじゃん。そんでもって、たまたま午後移動で車を運転しているときにちょこっとだけ聴けるとか、平日お休みの日にフルで聴くとかっていうささやかな楽しみがまたオツなんじゃあないの?

 

それと、土曜日の朝の番組を09時30分からやっているのにもアタシは苦言を呈したい。

あのねー、土曜日だからってみんながみんなお休みじゃあ、ないんだよ。まだまだ仕事の人も結構多い。そんな人たちはさ、朝の番組がせいぜい7時ぐらいから始まってくれればさ、平日と同じようなリズムで仕事のスイッチが入るってもんだ。なのに、9時半ってなんなのよ?東北放送は完全週休二日制で休める上級国民対象の番組しか作る気がありません!って宣言しているようなもんだよ。(-_-;)

 

放送局の番組編成に関わっているお偉いさんにも、いろいろな事情はあるんでしょう。アタシのような下級国民には分かんないような事情がね。でもさ、まずは働く人、労働者のためのラジオってことをいの一番に考えて欲しいんだ。通勤している車内で聴いて、「あーこのコーナーが始まったから7時半だな。」とか、「あらら、このコーナーを聴いてるってことは、ヘタすると遅刻だぞ、ヤバい!」みたいなね。

時計代わりということは、もうその人の脳に番組の構成がインプットされてるってことですから。

 

そういう意味では放送局は違うけど、DATE FMの毎週金曜日午後に本間ちゃんがメインパーソナリティを務める「AIR JAM FRIDAY」なんかは、汗して働く運転手さんのコーナーなんかもあったりして、労働者のハート、しっかり掴んでいるなって気がする。

 

まあ、東北放送のお偉いさんにアタシの声が届くなんて事はもちろん無いですけど、未来が閉ざされたコロナ禍の中でも、頑張って働いている労働者に光を与えてくれるのは、間違いなく「ラジオの力」。だとアタシは信じているんで、そんな気持ちが電波じゃ無いけど、光回線から届くといいな~。(^o^)