どうも、すこっちです。(^o^)
今や梅雨前線絶好調の兆し。
来る日も来る日もコロナウィルス新規感染者数&曇り空とにらめっこ。(>_<)
このにらめっこはいつまで続くんでしょうなあ~。まあ、梅雨はもうちょっとで終わるんだろうけど、コロナの方はもう寒くても暑くても関係ないんだね。ウィルスと人間の根比べは続くよ、ど~こまでも♪
さて、本題。
知る人ぞ知る、我が宮城県の塩竈市が誇る「日本三奇」の一つ、「御釜神社」を皆さんはご存じでしょうか?
まあ、塩竈と言えば「奥州一宮」と呼ばれる塩竈神社が有名ですけど、実は一部のコアなファンの間ではこちらの「御釜神社」の方が超レアなプレミアスポットとして人気があるのです。
じゃあ、なにがそんなに凄いのか!?と言いますと、ここにあります4基の釜がですね「神釜」って言われているんですが、このお釜には海水がたたえられているんですが、どんなに日照りでも枯れることは無く、大雨や台風が起きても水があふれることが無いという「奇跡の釜」なのです。
これだけでも相当凄いんだけど、この「神釜」なんと予言の「釜」でもある。
日本に何かしらの異変が起きるときには、その前触れとして必ず色が変わると伝えられているのです。
あの2011年3月11日の東日本大震災の時も、その奇跡は起きていた!
3/11の朝8時頃に見てみたところ、普段はサビのような赤褐色の水が、その時はきれいに澄んだ水に変わっていたんだそうな。神様は地震の午後2時46分の7時間前から私たちに未曾有の大災害を知らせてくれていたんだけど、さすがにどんなことが起きるかまでは人類には読み解けない。(-_-;)
なんでも、江戸時代にはこの釜の水の色が変わったら必ず藩に報告する事になっていたんだとか。
えっ?そうなの?だったら、いっそのことその制度、復活させて頂けませんか?天気予報ならぬ、「神釜予報」ってことで、毎日NHK当たりで「今日の水の色は~。」ってな感じで報じてくれたらさ、かなりの国民を守るNHKとしての好感度アップ間違いなしじゃないの?
だって、色が変わってたらその日は行動に注意しましょう!ってことなんでしょう。
まあ、何が起こるのかは分からないけど、なんとなく心の準備は出来るじゃないですか。
しかも、一目本物の「神釜」を見ようと日本全国中の人が塩竈に押しかける=宮城県及び塩竈が潤うってことで、地域復興にはうってつけ。良いことばっかりじゃんかねぇ。(^o^)
この「神釜」。、どうやら鎌倉時代あたりから存在していたそうで、なんとなんと、我らがヒーロー伊達政宗様の臨終の時にも水の色が変わったという記載が「塩竈町方留書」にある。
寛永13(1636)年2月に釜の水が変わり、4つの釜のうち一口の釜は柿色で一口の釜は萌黄色(もえぎいろになった。その頃、政宗様は病気となり回復祈願の湯立神事なるものがなされたが、そのかいもなく5月24日に死去した。その後は釜の水は澄んだという。
同書によると、政宗の後においても御釜の水が変化した例として、歴代藩主や嫡子の死去、伊達綱宗の閉門、伊達騒動、貞享特例の発令(綱村公が塩竈の振興政策を定めた法律)、嫡子誕生などを挙げている。
まあ、Long Long ago(昔、昔)のことなんで、証拠は無いし、書かれていることを信じるか信じないかはあなた次第ってことになるんだけど、アタシは信じたい。だって、なにより東日本大震災の時のエピソードがそれを物語ってますもんね。(でも、これって宮城県オンリー予言ってことになるのかしら?)
でも、仮にアタシが水の色の異変に気付いたとして、「とてつもない大きな地震と津波が来るぞ~」なんてことが読み取れるはずもなく、仮に読み取ったとして周りに「逃げろ~」って叫んだところで、旧約聖書の箱舟を作った時のノアのように笑いものにされるのがオチだったでしょうなあ。(-_-;)
さて、興味を持たれた方はもう行ってみるしか無いでしょう!
確か社務所の方に声を掛けて、100円払えば例の「神釜」を拝見出来ます。(写真撮影NG)