分けの分からない文書はなぜ作られるのか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

今日会社にて、とある某会社からFAXが送られてきた。

 

読んでみると、どうやらお国の法改正に伴って今後はこんな風にしますよ的な内容なのだが、2回、3回と読んでみても、じぇんじぇん内容が頭に入ってこない。(>_<)

 

みなさんも同じような経験をされたことはないだろうか?

 

例えば今回のように、お国というかお役所の人が作った文書を説明するための文書。

 

アタシのこれまで生きてきた経験からすると、一般的にお役所が作り上げた文章というのは、ただでさえ回りくど表現で書いているくせに、これでもかっていうぐらい内容を詰め込んである。アタシは言いたい、「こんなの読んでスパッと頭に入ってきますかって?」何度読んでも首をかしげるような文章ということは、間違いなく読み手に伝わっていない。っていうか、書いてるあんた自身ちゃんと内容を理解をして書いてるの?ってさえ思う。自分が理解していないモノをどうやって相手に伝えんのよ。(>_<)

 

さらにたちが悪いのが、今日のアタシが目の当たりにしたお役所さんが書いた分けの分からない文書を説明するためのさらに分けの分からない文書。もう、こうなるとね古代バビロニアのくさび形文字でも書いてあった方がまだましなんじゃないの?って気さえしてくる。

 

ちったあ「これじゃあ、読む人分けわかんないよね。よし、私が分かり易く書き直してあげましょう!」ってヤツがいないんでしょうか?それとも、そもそも解読して内容を把握してるヤツがいないってこと?

 

とにかく、世の中には内容がきちんと伝わらないように仕組んだとしか思えない、「分けの分からない文書」が多すぎる。これって、ちゃんと内容が伝わると具合が悪い事情があるからなんでしょうか?

そういやあ、確定申告の説明文書なんて、読み慣れない人には分かりづらいんだろうし、法律の専門用語が乱発されてるような文書なんて、途中で挫折するの人の方が多いもんね。(>_<)

 

専門用語や難しい言い回しで解読する気力を失わせ、税金の還付は極力させないって戦法かい?

 

今回のコロナ禍に関してもそうなんだけど、新型コロナウィルスに関する説明もさ、もうちょっとイラストを使ったり、私たちに分かり易い表現の仕方で説明をしてもらえると、理解度もグッと深まると思うんです。

そういう意味で言うと、池上さんの番組は唯一のMVPかもしれませんな。

 

みなさんも、会社勤めをしていれば稟議や報告書、プライベードであればお手紙やメールにLINE。

きちんと伝えるためには、まずは自分がきちんとその内容を理解したうえで、自分がちゃんと伝えたいんだという「伝えたい願望」のメーターをMAXにしてから、借りてきた言葉じゃなく、自分の言葉、自分の表現で伝える努力をして欲しい。

 

そうしないと、誰のためなのか分からない「骨なし文書」の出来上がり!となってしまう。

 

骨なしで食べやすいのは、ケンタッキーのチキンだけで十分である。(やっぱ、サイよねぇ~)

 

大事なことは、読む相手のために真心を込めて書くってこと、なんだけどね。(-_-;)