どうも、すこっちです。(^o^)
3ヶ月遅れでプロ野球が開幕である。
無観客試合ではあるものの、始まってみればなんとも白熱した試合で興奮の連続だ!
楽天イーグルスのホーム開幕戦を昨日と今日、立て続けにテレビ観戦してました。快勝に連勝で文句の付けようが無いのはもちろんなんですが、何が良いってさ、ナイン全員に次の塁を狙うって気持ちが浸透してるのが伝わってくるし、なによりも見ていてやる気を感じる。しかも、後半になるとすぐに足の速い代走を出して、相手にプレッシャーをどんどん植え付ける三木監督の采配。これはね、後々ボディーブローのように効いてきますよ、たぶん。こういう相手の神経をすり減らさせるような野球って、今までの楽天にはちょっと無かったかもしれません。まだ始まったばかりだけど、三木監督にあっぱれでしょう!
さて、アタシは常々感じていたことがある。
仙台には野球なら楽天イーグルス、サッカーならベガルタ仙台、バスケなら89ners、プロレスなら仙台ガールズプロレスリングなどなどプロスポーツの宝庫である。
方や仙台と言えば、伊達62万石。仙台藩祖伊達政宗は単なる武将人気に留まらず、マスコットキャラクターのむすび丸にお米の伊達正夢、NHKのニュース番組は「てれまさむね」だし、伊達武将隊もいる。
大河ドラマの最高視聴率という記録は未だに破られていないし、「伊達男」に「伊達心」、「伊達巻き」。
天下人でもなんでもない陸奥国の田舎武将にあって、これほど知名度と人気を独り占めしている武将は日本全国を見渡してみても、たぶん見当たらない。(これは、手前味噌でもなんでもない)
だったら、この「伊達政宗」というキャラクターをもっとプロスポーツの応援とコラボさせたらもっと盛り上がるんじゃないのかなぁ~って思うんです。
例えば、楽天イーグルス。
ホームゲームで勝利を収めた時は必ずやるでしょう、お立ち台での「ヒーローインタビュー」。
まずは、伊達政宗の三日月が左右非対称の六十二間筋兜を模した兜を作成するんです。
こんなやつ↓
そして、お立ち台でヒーローインタビューを受けた選手が最後にこの「政宗兜」をかぶるんです。
そして、こう言う。 「勝って兜の緒を締めよう!」って。
こうすることで、チームとしては「やったー今日は勝てて良かった、万歳!」みたいな浮かれ気分を引き締めることにもなるし、なによりこれを被った選手は格好いいに決まってる!(涌井選手とか似合いそう)
そのうち、若手選手の中にはこんな発言も!
「僕もお立ち台で早くあの兜をかぶってみたいです!」なんてね。
さらに、知らない人は「あの楽天のヒーローインタビューで選手が被っている兜ってなんなの?」と疑問を持たれる方もいるはず。そうなれば、しめたもの!そこで、あらためて前立ての左右非対称の三日月の話とか、六十二間筋兜の話がクローズアップされれば、政宗様人気も相乗効果でさらに急上昇!模倣したグッズも発売されれば、売れること間違いなし。(特に子供)
そして、当然伊達政宗の居城「仙台城」に足を運ぶ人も増える!=私たち仙台城ガイドも大忙しになるってことだ。仙台が観光収入で潤うってことにもつながる、良いことづくしじゃん。
あとは、この六十二間筋兜作戦をベガルタ仙台でも89nersでもやればいいんだよ。
(ヒーローインタビューのある種目ならなんでも使えるこのアイデア)
そうすれば、仙台は地元の英雄を上手にプロスポーツと融合させてるなあってメディアからも注目される。実際にそんな取り組みをしているのは、せいぜいチーム名に起用しているサンフレッチェ広島(毛利元就の3本の矢の話)ぐらいだろうしね。
まあ、これはアタシが考えたほんの一例だけど、せっかくのプロスポーツをミーハーな「カワイイ感覚」に偏りすぎの嗜好で売るんじゃ無くて、ちょっと歴史感覚を匂わせて知的好奇心をくすぐるような売り方をしていくっていうのも、これからの新しい戦略の一つなんではないでしょうか?
楽天イーグルスの関係者のみなさーん!ベガルタ仙台の関係者のみなさーん!
どなたかこのアイデアに興味を示してくれる人って、いないかなー。(>_<)
あーそうそう、念のため言っておくけど、あの前立ての三日月は頑丈に造ってよね。
だってポキッと折れちゃったら、縁起悪いもん。そこんとこ、よろしく!