どうも、すこっちです。(^o^)
世界を震撼させている「コロナショック」
このお陰で、私の所属する仙台城ガイドボランティア会の活動も残念ながら、現在休止中。
でも、そもそも仙台観光自体が低調ですから、仙台城を訪れる人もどのくらい居るものやら。
そして、感染防止の観点からも活動も好ましくないということもありますしね。
仙台城を訪れて、「謎の覆面ガイド」すこっちの顔を拝みたいって方(いるのかな?)はしばしのご辛抱を頂きたいと思います。m(_ _)m
さて、突然ですが質問です!
あなたは観光地に行って、説明をしてくれるボランティアガイドさんのどこに凄さを感じますか?
う~ん、「自分の知らないことを知ってる博学さ」、「トリビアな話の豊富なところ」、まあそういったところでしょうかね。
アタシが毎週聞いているNHKラジオ「DJ日本史」。
この番組のパーソナリティーが松村邦洋さん。彼がハンパない大河ドラマ好きなことは有名なんだけど、そのこと以上にアタシが感心するのが、歴代の徳川将軍の名前が言えたり、平清盛の息子の名前が言えたりすること。しかも、それをお経のように突っかかることなく、スラスラと出てくる。
これを聞くたんびに、松村さんって凄いなあってアタシは思ってしまう。
これをボランティアガイドに当てはめてみましょう!
そりゃね、ガイドを長くやってりゃあね、観光客の方が知らないトリビアネタを披露することぐらいは朝飯前なんです、実際。
でもね、このなんつーかなー「暗記モノ」的なヤツってけっこう苦手な人、多いのよね~。
例えば何年に政宗様がどこに行って何をしたかとかって説明する場合、「どこに行って」、「何をしたか」はすぐに出てくるんですよ。でもね、何年とか聞かれますとね、出てこないんだよなあ~、これが。(-_-;)
そりゃさ、1567年政宗誕生とか、1636年政宗死すとか、主要なところは出てくるよ。
でもね、細かいところまでは、恥ずかしながらすんなりとは出てこない。
まあ、西暦年まで求めてくるお客様はそんなにいないでしょうからニーズは少ないけど、先に述べた松村さんのような「暗記モノ」をガイドが披露するとどうなるか?
「うわあー凄いね、よく覚えてるね~。」とか「よく、スラスラと出てくるね~。」となるわけです。
これって、実はお客様の心をぎゅぎゅっとわしづかみにする手法の一つだったりするのです。
話し手に興味を持って貰えれば、聞き手はじっくりと話を聞く体制になる。
じゃあ、どうやって興味を持って貰うかと言えば、それは「あっと言わせる」ってこと。
「これ、凄いでしょ!」って思わせるような、相手を凌駕するくらいのインパクトを与えるってことも大事な演出の一つなのである。
そういう意味で言うと、仙台城ガイドだったら、そうね~「伊達家の歴代藩主」の名前でしょうかね。
つまり、伊達政宗から始まって、
政宗・忠宗・綱宗・綱村・吉村・宗村・重村・斉村・周宗・斉宗・斉義・斉邦・慶邦
の初代藩主政宗から13代藩主の慶邦までを一気に言い切れるかってこと。
実はすこっち、この初代から13代までを現在暗唱中なのです。
やはり、ガイドたる者このぐらいのことを一気に呪文のように語れなければ、ガイド失格!?ですから。
と、ずいぶんとハードルを高く上げたなあって気もするが、今日一日でけっこう行けた気がしてる。
あとは、この完成度を高めて、今のアタシの「般若心経」のようにスラスラと淀みなく口から「政宗・忠宗・綱宗・綱村・吉村~」と出てくるようになったら本物だわね。
やってみて思ったのは、吉村の後の宗村が出てこなくなるのと、斉村の後の周宗(ちかむねと読む)がネックかな。
すこっちの2020年度のガイド革命の事始めは、まずは初代~13代までの暗証から始めてみたいと思います。
きっと、仙台城であなたにお会いする頃には、スラスラと言えてる、はずです。(^^ゞ