大河ドラマ「葵徳川三代」見終わる。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。m(_ _)m

 

3/9のブログに「気になる大河一掃キャンペーン」の次なるターゲットとしてご紹介した「葵徳川三代」。

 

無事に本日、3/26を持って見終わりました。(^^ゞ

 

いやー、前回の「風と雲と虹と」が見終わるのに、2ヶ月を要したというのに「葵徳川三代」は実に17日。

これも一重にコロナの影響で「日本国民総自粛モード」キャンペーンがあったからでしょうか?(>_<)

 

なにせ、一日で1枚(DVD1毎に4話入ってる)見ちゃっていた時もあったし、だいたい1日に2話は必ず見ていた気がする。とにもかくにも、一話だけじゃあ物足りない。2話は見て寝てしまいたい!と思わせる麻薬的な魅力を持っているのが、この「葵徳川三代」なのであります。

 

それでは、恒例となりました魅力ベスト5「葵徳川三代」BYすこっちを発表したいと思います。

 

魅力その1 「うーん、なんとなく使っちゃいたくなる独特の武家言葉」

 

これって、「葵~」をご覧になった方は共感できると思うんですけど、ずーっと観ているとですね、ひんぱ頻繁に使われる当時の武家言葉っていうのかな~。あれがね、妙に尾を引くのです。

 

2/22のブログで「風と~」はオープニングテーマが尾を引くって書きましたが、この「葵~」はアタシ的にはなんと言っても、この「武家言葉」だわね。いつの間にか、自分もそういう言い回しをしてみたくなっちゃうのです。

 

それでは、すこっちの耳に残る使ってみたい言い回し

 

その1 「ご尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じます。」→偉い人に対面したときの挨拶)

 

その2 「痛み入りまする」→(相手の新設や行為に恐縮したときに使う)

 

その3「片腹痛い」→(ちゃんちゃらおかしい)

 

その4「ござそうらわずや」→ありません、ございませんの意味

 

その5「祝着至極」→とっても嬉しいよ~。(^o^)

 

その6「御意」→目上の人の意見に同意します。

 

ほかにもたくさんあるんですが、みなさんも時代劇や大河ドラマにハマると妙に遣ってみたくなりませんか?

 

魅力その2 「津川雅彦(徳川家康)の存在感が素晴らしいのです。

 

確か、「独眼竜政宗」の時の家康役も津川さんだった。家康役というのは多くの方が演じられておりますが、たぶん、この「津川家康」を追い越せる人は後にも先にもいないでしょうな、きっと。

 

とにかく「津川家康」は元気である!そして声が高い!表情が豊か!こんなおじいちゃんと一緒に暮らしていたら、騒がしいだろうけど、さぞかし楽しいことでしょう。なんて思わせるぐらいの存在感。

見ているだけで、虜にさせるものがありますね。

 

魅力その3 「西田敏行の「秀忠」も存在感バッチリ!

 

元気な津川家康に散々いじられ、パワハラを受け続ける情けなーい西田秀忠。

おまけにお江役の岩下志麻にも頭が上がらず、パワハラのサンドイッチ状態のダメダメ将軍。

ところがですね、この情けなさそうな西田秀忠。とっても人間味があふれていて、逆に親近感を持ってしまうのが、妙なのですな~。判官びいきではないですが、好きなんだね~日本人はこういう浪花節っぽいのが。そして、最後の方は名君におなり遊ばすって分けですから。

 

魅力その4 徳川光圀役の中村梅雀がまた良い調味料なのです。

 

徳川光圀役の中村梅雀と助さん角さん役の二人がドラマの最初と途中でプチ説明を加えるという手法。

これこそ、この「葵徳川三代」の真骨頂であり、秘密兵器と言ってもいいかもしれません。

今までの大河ドラマでも、冒頭でナレーションでの説明はあったろうけど、こういう切り口での説明コーナーなんて見たことがなかった。

 

時には系図を図解入りで紹介したり、時にはどうでもいい三文芝居を見せてくれたりと、まあ、縦横無尽に自分たちのフィールドを走り回る。そして、視聴者がちゃーんと納得のいくように「ガッテン」ボタンを押させる功績は、お見事!としか言い様がない。

 

ひょっとして、この「葵~」のMVPは誰かと聞かれたら、アタシは迷わずこのお三方と答えまする。

 

魅力その5 徳川家の隅から隅までがよーく理解できます。

 

アタシも仙台城ガイドをやっている手前、伊達政宗と徳川三代との関わり合いについては出来るだけ知っときたかった。このDVDにはアタシが知りたい、理解を深めたいと思っていたことがほぼほぼ網羅されておりましたなー。

 

政宗様もけっこう出てくるんです(渡辺謙政宗ほど格好良くはないけど)徳川家とは昵懇の中だった、政宗様らしく重要な役所が多い。従三位言中納言を拝受したことは知っていたけど、なるほどこういう功績を認められて、貰ったのね。ってことがよーく分かりました。(^o^)

 

他にも家臣同士の派閥争いとか、お江の子供の行く末とかも大変勉強になりました。

 

ご覧になっていない方は、ぜひともご覧あれ。

 

観始めると、たぶん次が気になって仕方なくなりますって。(>_<)

 

ドラマの中に自分のお気に入りキャラを見つけるのも、また楽し。

(アタシは本多正純かな)

 

第一話の関ヶ原の戦闘シーンも迫力満点だし。

 

あ-あ、しばらくは「葵~ロス」になりそうな、すこっちであります。m(_ _)m