どうも、すこっちです。(^^ゞ
さて、以前ブログにも書きましたが、アタシが最近取り組んでいる「気になる大河ドラマ」制覇計画。
現在は平将門を主人公にした「風と雲と虹と」を絶賛鑑賞中なのであります。(^o^)
現在、13枚のDVDのうちの9枚を見終わりました。(それでも、まだ4枚もあるよ。道は長い(-_-;)
途中経過としまして、この「風と~」の感想をちょこっとだけ語りますと、
いやー、加藤剛演じる将門の竹を割ったような一本気な性格が人の心を惹きつけるんですね~。
んでもって、次から次へと彼の前には困難が立ちはだかるんだけど、苦悩しながら周りの人の力も借りて解決していくところが、これまた物語に引き込まれていく面白さとなっているのです。(^_^)
同時進行で登場する緒形拳(若い!)が演じる藤原純友も存在感抜群で魅力的!こちらの動向からも目が離せないっていうところが、一粒で二度美味しいこのドラマのプレミア感を引き上げている。
まあ、詳しくは全部見終わってから感想を述べるとしまして、、、。
今回のテーマでもある、「日本史や大河ドラマに見る~」について書きたいと思います。
う~ん、歴史に「たられば」は無いとよく言われますが、日本ならではのシーンなんでしょうかね、この「敵に情けをかける」というシーン。
有名なところで言えば、
①平清盛が池禅尼(母)の助命嘆願を受け入れ、源頼朝を殺さず→結果、平氏滅亡
②徳川家康が真田幸村を殺さずに九度山に蟄居→結果、大阪冬、夏の陣で苦戦
ってなところなんですかね~、他にも挙げたらきりが無いんでしょうけど。
大河ドラマは史実に多少盛っているところがあるので、全てが実際にそういうシーンがあったと言い切れませんが、アタシの以前見た「炎立つ」にも、敵に「プレミアお情け」を掛けるシーンが存在した。
第8回の「黄海の戦い」の時に、敵方が変装して藤原経清の軍勢をやり過ごそうとしたときに、あろうことか経清は敵方が変装していることに気付きながら、目の前にいる敵を討ち取るどころか、悠々と通り過ぎて見逃してしまう。(ありえなーい (>_<))
このときに、さっさと敵方を殲滅していれば、この時点でコンプリート!ハッピーエンドで終わるはずだった。なのに、結果的に後から逆襲を喰らって、前九年の役の結末は、、、となるのです。
そして、最近観ている「風と雲と虹と」にも「プレミアお情け」シーンがあったのよね~。
敵軍を追い詰めて、館を包囲!もうね、こうなったら選択肢としては、
①降伏を促し、受け入れられなければ館に火を放ち、殲滅
②包囲の網を一方だけ、空けておいてそこから逃がして追い討ち
なのに、将門は②をすると、思いきや追い討ちをすることもなく、みすみす敵を逃がしてしまう。
観ている方からすると、「なんだよ!何やってんだよ」、「今、叩かないでどうすんの!」とテレビに思わずツッコミを入れたくなるところなんですが、この観ている方をやきもきさせるというのも、脚本家の演出?なんでありましょうか?それとも、史実ではそうだったのか?
いずれにしろ、外国にはそんなに「プレミアお情け」的なシーンは無いように思うのは私だけでしょうか?
でもよく考えてみると「大化の改新」(乙巳の変)の頃までの日本史って、もっと残忍なことをポーカーフェイスでやってのけていたような気がするんだけど、、、。(>_<)
「プレミアお情け」は日本人好みの「敗者復活戦」演出のなせる技!なのかな。
アタックチャンスは永遠にってか~。(-_-;)