「孤独のグルメ」って知ってましたか?そのDVDを鑑賞しましたよ | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

たまーに週刊誌を買ってみたくなる私。

 

今回も何を思ったのか、ふと「週刊文春」を手にとってみた。まあ、相変わらずの「文春砲」のオンパレードなのだけれど、そういう記事にも目を通して、ほんの上澄み程度でもインプットしておくのとしないのとでは、ネスカフェのエクセラとゴールドブレンドぐらいの違いが生まれるのです。

 

読み進めていくうちに、年末のテレビ番組の記事のところで、テレビ東京系でしかやっていない「孤独のグルメ」なる番組が異様に人気を博していて、年末に特別枠で放送されるらしい。宮城県民にとっては、この「テレビ東京系」の放送局が無いために縁遠いわけなのですが、アタシ的には「孤独のグルメ」というネーミングが妙に頭の片隅に引っ掛かっていた。

 

12/14のブログでも書いたように、「風と雲と虹と」のDVDを借りにレンタル店行った時に、ちょうど向い側の棚にな、なあんとその「孤独のグルメ」のDVDが置いてあるではないですか!

 

これは、迷わず借りでしょう!!(^^)!

 

という分けで、 とりあえず1枚だけ借りてみました。

 

でも、なっかなか鑑賞にたどり着けない。仕事が多忙で時間が取れないのと、「風と~」に鑑賞優先権があるためにどんどん返却リミットが、、、。でも、先ほどようやく見終わりましたー。なので、このブログを書いております。

 

「孤独のグルメ」始めて観ましたけど、なかなかいい味出してるじゃないですか。

 

主人公の井之頭五郎役の松重豊さんが営業先でふらっと立ち寄った定食屋に入って、ひたすら「食べる」、「食べる」。まさに男のグルメ、食の醍醐味を存分に味わうって番組なんです。下手な演出とかも無い、思うがままに「食」に没頭する。このシンプルでストレートなところが受ける秘密なのかもしれないです。

 

実際に紹介された店は東京近郊の店なんだけど、東京に行った時には足を運んでみようかな、という気にさせられるね。

 

そんでもって、この「孤独のグルメ」のワンシーンでちらりと出てきたある言葉に、アタシのすこっちアンテナが敏感に反応した。

 

それは、

 

「馬を水辺に連れて行くことは出来ても、水を飲ませることは出来ない」というフレーズ。

 

これって、もともとイギリスのことわざらしく、英語だとこうなるそうです。

 

You can take a horse to the water, but you can't make him drink.

 

実はこの言葉って、とっても意味深。

 

馬自身、喉が渇いてもいないのに、水辺に連れて行かれても水は飲まないですよね。

 

馬が自分から水を飲むという行動に出るのは、喉が渇いた時だけ。

 

連れて行った人が馬に水を飲ませるためには、2つの方法しかない。

その辺を歩かせて、喉が渇くようにするか、ただ待つか。

 

これを人間に置き換えてみると、すんごく良く分かる話になります。

 

例えば自分の子供を英語ペラペラの国際人にしたいと思って、3歳から英語塾に通わせたりします。

ピアノやバイオリン、習字にスイミングスクール等々習い事は枚挙に暇がありませんわな。

親とすれば、子供のため、将来のためという「親心」以外のなにものでもありません。

 

でも、これこそまさに「馬を水辺に連れて行っている」状況なんですね。

 

子ども自身が「英語って楽しい!面白い!」って思って、自分から取り組むようになれば、「自ら水を飲んでいる」ことになる分けなんだけど、

これがなかなか、こうはいかないのが悲しい現実。おそらく親の思いが成就するのはアタシの感覚では10人中2人か3人ぐらいなんじゃないのかなあと。

 

勉強が嫌いな子、自分から勉強をしようとしない子にいくら「勉強しろ!」と口酸っぱくい言ったところで、「のれんに腕押し」なんて経験は親であれば誰しも経験済みですよね。これは、「馬を水辺に連れて行って、無理やり口を水の入った桶に押し付けているような状況なんです。

 

本当に大事なことはさ、本人に今やっている勉強が後々どうやって役に立ってつながっていくのかということを想像させてあげること。

頭の中にイメージが浮かんでくれば、リアルなことと捉えられるだろうし、現実味を感じられる。つまり、クイズのヒントみたいなものを出してあげることなんだと思う。

 

これからの私たちは「馬を水辺に連れて行く」、「馬に無理やり水を飲ませる」ことに労力を割くのではなくって、「馬に喉を渇かせる」創意工夫に脳みそを使っていくことが求められるのかもしれません。

 

すこっちにそんなことを考えるヒントも与えてくれた、「孤独のグルメ」って意外と恐るべし!

 

興味をもたれた方は、ぜひご覧あれ!

 

個人的には西武新宿線鷺宮駅近くにある「とんかつみやこや」のロースにんにく焼き!食べたいな~。!(^^)!