どうして今、郷土の歴史をきちんと学んでおかないとまずいのか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

去る10/24に耳学問から始める郷土の歴史「仙台城どうでしょう」の告知を行いました。

 

このブログだけじゃあなく、ネットの告知サイトも複数利用してね。

でも、結果は現時点での申し込みは0。あーあ、やっぱりか~。(>_<)

 

まあね、いろんな理由が考えられますが、郷土の歴史に興味を持っている地元の方って少ないのかな~。それとも、「仙台城どうでしょう」のアイデアが奇抜すぎて、誰も付いて来れないってことかな?

(これね、アムロの反射神経にガンダムが付いて来れないのと一緒かも)

 

おほん。では、この場をお借りして、どうして今、郷土の歴史をきちんと学んでおかないとまずいのかってことを池上彰大先生レベルで分かりやすく解説をばしたいと思いますんで、よろしく。

 

歴史にあまり詳しくない方だとね、伊達政宗って元から仙台地方を治めていて、そのまま仙台藩の藩主になったと思っている方もいらっしゃる。

 

でも、伊達家の初代朝宗は茨城の人なんです。例の奥州藤原氏を滅ぼす戦に源頼朝に従軍して、戦功を治め、福島県の伊達郡を拝領して移り住んだ。その後、晴宗の時に拠点を米沢に移し、会津→米沢→岩出山という配置転換を経て、仙台に落ち着いたんです。

 

この辺を押さえておかないと、どういうことになるかというとね。他県から仙台観光に来た人は事前にネットや雑誌で調べて妙に歴史にも詳しかったりする。そうすると、地元に住んでるジモティの方がなーんも分かっていなくて、とっても恥ずかしい思いをしてしまう、ということになる。

 

インバウンドで外国(特に中国とか韓国とか台湾ね)からの観光客も増えている分けだから、下手をするとジモティよりも外国人観光客の方が詳しかったりすることも考えられる。

 

さらには、自分の子供の方が詳しくって、本来親が教えてやるべき地元の歴史を教えてあげられずに、逆に子供に教えてもらうという、親のメンツもへったくれもない状況が、、、。(-_-;)

 

やっぱ、さすがにこれはまずいんじゃあないでしょうか。

 

いやね、今の世の中ですから、分かんないことはねウィキペディアでもなんでもネットで調べることは可能だよ、確かに。でもさ、そうなるとね、もう「仙台出身」ですとかさ、名乗る資格はあるの?ってツッコミが入ってしまうのですって。まあ、名乗るのは簡単だけど、その重みが軽くなっちゃうのよね。

 

さて、突然ですが、ここで問題です!

 

都道府県の魅力度ランキングで宮城県は何位でしょうか?

 

 

実は、こうなんです。↓

 

 

 

ね、14位だよ。これ、けっこう頑張っている方じゃない?私らはさ、47都道府県のうちの14番目の魅力的な県に住んでるってことなんですよ。つまりね、県民一人一人に14位の責任ってものもある分けなんです。

 

これは、アタシの勝手な考えかもしんないけど、日本人なら漢字を読めて書けて当たり前だし。日本語の言葉遣いだって、そりゃあ出来なきゃ本来おかしいよね。日本の地理と歴史も覚えておきたい最低ラインがあるように、地元の地理と歴史もさ、赤点のまんまで人生を終えるって分けにはいかないと思うのです。

 

宮城県に住んでいたら、そうねー地理で言ったら市町村の位置関係とか、合併した県北の市町村の昔と今とか、知っておいて欲しいし、歴史で言ったら伊達政宗のことと、仙台城のこと、塩竈神社のこと、松島のことぐらいまでは、完璧じゃあなくともざっくりとは押さえておいて、「さすが、14位だね」ってところを魅せて欲しい分けなんですよ。

 

そんな、郷土の歴史を学ぶきっかけに是非とも「仙台城どうでしょう」を利用して頂きたいのです。

 

知っていて損する事は無いけど、 知らなかったらいつかどこかで損をするかもしれません。

 

リスク回避はお早めに。!(^^)!