どうも、すこっちです。!(^^)!
去る10/12~13に掛けて日本列島に猛威を振るった台風19号。
この台風、直径が650Kmという日本列島をすっぽりと覆うほどのビッグサイズ。
被害は広範囲にわたり、12都県死者79人、行方不明者10人の被害をもたらした。我が宮城県でも、実に16人の方が命を落とした。
お亡くなりになられた方、被災された方にはこの場をお借りしてお悔みとお見舞いを申し上げます。m(__)m
さて、ここからは亡くなられた方と被災された方には大変申し訳がないと思うのですが、すこっちからの辛口トークです。あんまし、腹を立てないでお読みください。
これだけ超大型の台風ですから、かれこれ1週間前ぐらいからテレビ・ラジオ・新聞やSNSやネットでも注意喚起のアナウンスがひっきりなしに行われていた。
ってことはさ、準備するにしても避難するにしても十分に時間的な余裕はあったってことなんだよね。
まーアタシは、臆病者の小心者だからさ、住んでいるところの近くに大きな川はあるし、家族の安全を考えたら避難がベストと考えて12日の夕方にはうちのカミさんの実家に避難兼お泊りという手段を取った。
その間にもツイッターでは繰り返し防災情報が流れていたし、防災無線も流れていた。みなさんのスマホだって、「なんじゃこりゃあー」ってぐらいに例の防災情報が鳴り響いていたはずだ。
雨が強くなりだしたのは夜だったけど、多賀城市は昼の10時から避難所をOPENにしていたし、自家用車の退避場所として駐車場を開放するというアナウンスもしていた。
なのに、89人(現時点の死者・行方不明者)の人たちはこの1週間、何を考え、どういう行動を取っていたんだろうか?
確かに、お年寄りや体の不自由な人が多かったようですが、それだって1週間あったらさ、安全な場所へ早めに避難しておくことは不可能なことでは無かったように思うのです。
本当だったら、新聞の見出しはこうなっていなければいけなかったはずだよ。
「台風19号日本列島に猛威を振るうも、死者・行方不明者0人 防災立国ニッポンの勝利!!」
なにをどうひいき目に見たとしても、「まだ、大丈夫」とか「ここは大丈夫」といった認識の「甘さ」があったと言わざるを得ない。
あらためて、「命あっての物種」って言葉を調べてみたよ。
「命あっての物種」は、命があってはじめてなんでもできるという意味です。 何よりも命が一番大事だということを示しています。 戒めや諭すために使われることわざです。 ... このため「命あっての物種」は、物事の根源は全て生きていなければ用をなさないと言うことを表しています。
そうなんだって、死んだら何もならないんだって。美味しいものも食べられないし、美味しいお酒も飲めないし、楽しい時間を過ごすことはもう出来なくなってしまうのだよ。だから、死に物狂いで生きる術を見つけようとするんでしょう。そして、生き延びる方法があったら、何よりも優先して全力で動くんでしょう、普通はさ。
アニメやゲームの世界じゃあるまいし、ドラゴンボールを集めて神龍にお願いしても、死者を生き返らせる呪文(ザオリク)を唱えても大事な人は生き返らないんだよ。
やれ警報が遅いとか、堤防の工事を国がしてくれないとか外的要因を挙げて、騒ぐ人がいるけどさ、大事なことは「自分の命は自分で守る」っていう基本原則、なんだよね。
最近、世の中の風潮として、なんかなんでもかんでも「スーパードライ」になって来ている。なにしろ、総理大臣自ら先頭を切って「スーパードライ」だもんね。カエルの面になんとかじゃあないけど、千葉県民からのツイートをブロックしたり、台風接近の当日は公邸でゆったりと過ごして次の日にようやく災害対策本部を起ち上げたり、外国にだけさんざんお金をばら撒いたり。もうね、国民や被災した人たちを舐めているとしか思えないよね、どこの国の首相なんだろうか?
生き方はドライでもいいかもしんないけど、自分の命を守ることには貪欲でなくてどうすんの!(>_<)
早々と避難所に避難をして、結局被害に遭わなくて、命が助かればいいんです。後で他人から笑われようが、笑い話のネタにされていじられようが。死んじゃったら、もう笑えないんだから、、、。
旧約聖書に「ノアの方舟」の話がありますが、たぶんノアも方舟を作っている時、周りの人にさんざんディスられたんだろうなぁ。「世界が滅びるような洪水なんて、あるわけないだろう」ってな感じでね。
「逃げるははじだが役に立つ」
「三十六計逃げるに如かず」
これが全てだとアタシは思うし、みんながちゃんと実行していたら、たぶん0、間違いなく0だったよ。