カチンと頭に来るフレーズ その1 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

人としてこの世に生を受けた以上、家族以外の第三者と関わり合いを持たないで生きていくことは不可能に近い。

 

ところが、この人との関わり合い方、コミュニケーションほど簡単なようで難しいものもない。

 

なぜなら、世の中には人の心の中を想像して話をする人と、自分の言いたいことだけを一方的に話したがる人とに分かれるから、なのである。

 

みなさんはこんな会話を耳にしたことがないだろうか?

 

例えば先輩社員Aと新入社員Bの会話。

 

新入社員Bが先輩社員Aから指示を受けたことがきちんと出来ていなくて、理由を問われて説明をしようとするんだけど、きちんと理解が出来ていなくて、まどろっこしい説明をしたとする。

 

先輩社員A「お前の言っている、意味が分かんない。」 「何が言いたいのよ?」

 

新入社員B「いや、だから、、、。」

 

先輩社員A「それが、分かんないんだって、日本語話してよ!」

 

これ、どう思いますか?

 

この「意味分かんない。」ってフレーズ。言われた方は意外とカチンと来るのよね~。(>_<)

 

一見すると、先輩社員Aの道理がフツーに通るような気もしますが、よーく考えてみるとね。

 

新入社員Bは分からないなりに一生懸命考えて説明をしようとしているのです。

つまり、先輩を混乱させるために意味不明な事を言っている分けでもなんでもなくて、言葉をつないで絞り出そうとしてる分けでしょう。

 

だったらさ、先輩社員Aは「あー、ひょっとしてこいつ、こういう事を言いたいのかな?」という、相手の心の中を想像してあげてもいいはずなんだよね。こいつなりに頑張っているんだなって。

 

そりゃね、Bだってちゃんと先輩のリクエストに答えたいと思っているし、聞かれたことにきちんと説明をしたいと思ってるはずだ。だけど、「ローマは1日にして成らず」完璧に最初っから何でもできるヤツなんて、お釈迦様以外には存在しないはずだ。

 

なのになんだろうね、昨今の「合理至上主義」とでも言うのかな、結果が全て、早く結果を出せ的な風潮が世の中を大手を振ってまかり通っている。

 

先輩社員A、お前の想像力が足りな過ぎなんじゃねーのって。頭の中は永遠の「軍国主義者」かよ!

 

なんで、そこでさ、新入社員Bの気持ち、心の中を察してやるっていうことに頭が働かないのかねぇ~。

 

自分だって、最初からなんでも分かっていて、なんでも出来た分けじゃないだろうに。

「初心忘るべからず」という言葉があるけれど、それはさ、自分に言い聞かせる部分もあるけど、自分が後輩だった時の気持ちになって見るという意味もあるんではないのかね。

 

「はっ?意味分かんない?」

 

「すみません、日本語話してもらえますか?」

 

私的な会話でこのフレーズはありかもしれないけれど、そうでない場合。

 

このフレーズは、明らかに「パワハラ」であり「侮辱」以外のなにものでもない。

 

そういうことに気が付かない人が多過ぎるような、、、。(-_-;)

 

そういうところから直していかないと、この国は、、、。(-_-;)

 

「不感症は国を滅ぼす」BY すこっち名言