どうも、すこっちです。!(^^)!
ご無沙汰をしておりました「すこっち探検隊」。
今回は満を持して私が兼ねてより是非とも行きたいと思っていた場所に行って参りましたよ~。
それは、ズバリ「えさし藤原の郷」なのであります。
なぜ、この場所なのかと言いますと、以前ブログにも書いたんですが実はアタシ平成5年に放送されたNHK大河ドラマ「炎立つ」のDVDを見て、すっかり惚れ込んでしまったのです。(>_<)
「炎立つ」の虜になったアタシは、自分だけのマイブームに留まらず、うちのカミさんにもDVDの鑑賞を半ば強制的に義務付けて、アタシの「炎」を飛び火させたのであった。そしたら、分かる人には分かる。伝わる人には伝わるんだね~。うちのカミさんも立派に「炎上」したって分けなのですよ。
さーこれで、夫婦二人の「予習」はバッチリ!
その「炎立つ」のロケにも使われたセットが残されているのが、「えさし藤原の郷」なのであります。
現在の奥州市(旧江刺市)までは高速を使っても車で2時間。日帰りにしてはけっこうなロングドライブとなりました。
水沢ICを降りてから一般道を走ること30分(結構走る)人里離れた山の中に、忽然と姿を現したのが「えさし藤原の郷」なのです。
ここって、いろんな大河ドラマや時代劇なんかのロケで撮影に使われているんです。
例えば、あの「逃走中」や「戦闘中」でもロケが行われていたりする。
入場料は大人800円。まあ、そのくらいは妥当かな。
なんと、ここにも語りべボランティアガイドと呼ばれる方々がいらっしゃるのですが、なあんとここではこんな案内の仕方をしている。
なんと、看板に顔写真付きと来たもんだ。看板の表示も分かり易いし、しかも顔写真付きとは、、、。
う~ん、「炎がいどくらぶ」おそるべし!(お金のあるとこはやることが違うな~。)
私たち探検隊がまず先に訪れたのが、「ロケ資料館」。ここにはこれまでにロケに使われた資料やなんかがふんだんに展示されているのです。
まず、人目を引くのがロケで訪れた俳優の方々のサイン!これがね、そうそうたる面々なのです。
トップバッターはやっぱり、この人。
ハズキルーペの人だけじゃない!我らの謙さん「渡辺謙」さんです。
ほかにもこんな豪華メンバーのサインが、、、、。
サインだけに留まらない、なんと手形もあるのです。
あの大御所、里見浩太郎様の手形ではないですか。
さすが、奥田瑛二さんの手はデカかった~。
このあとは、郷土芸能の鹿踊りを見たり、ロケに使われた様々なセットを見て回ったんですが、これがね~ホント良く出来ている。もーどれを見てもね、あの「炎立つ」のワンシーンが自然と思い起こされるんですよ。「あーあの場面で、こんなセット映っていたなあ~」みたいなね。予習をしていったアタシら夫婦にはもうね、至福の時でした。!(^^)!
聞いて驚いてください。
この「えさし藤原の郷」の敷地って東京ドーム4個分の広さがあるのだそうですよ!
そりゃあ、どうりで歩き疲れる分けだわ~。っていうか、年齢行ったら、キツイかも。
そして、忘れちゃいけない。奥州藤原三代の祖である藤原経清のお墓参りもちゃんと済ませて来たのであります。
この藤原経清の墓参りのプレミア感って、「炎立つ」を観た人にしか、たぶん感じられないんだとアタシは思う。この人がいなかったら、、「炎立つ」という大河ドラマも当然無いんだけど、奥州藤原氏の存在も、世界遺産の平泉も金色堂も無かったことになる。そう考えると、彼の功績は計り知れないものがあるんだけど、残念だな~「炎立つ」を観た事が無い人(の方が多いよね)にはその偉大さが伝わらないのも事実。
という分けで、「えさし藤原の郷」での時間はあっという間に過ぎ去っていったのでした。っていうか、じっくりと見るにはじぇんじぇん時間が足りな-い。午後の二人目のガイドさんの説明も聞きたかったし、もっとゆっくりとバックに写真も撮りたかったよ~。(>_<)
最後に、仙台城ガイドをやっているアタシの感性として、「これは使えるかも?」って思った写真がこちら
東京ドーム4個分という広大な広さの「えさし藤原の郷」では、正面の入口を入ると、こんなにでっかい案内板とさっきの語りべガイドの看板と案内役の方がいらして、入場者の方に施設の説明や効率的な回り方やイベント情報なんかを説明してくれている。
う~ん、これは良いサービスだわね。初めて来た人は、どこになにがあって、どう回ればいいのかが分かんない。行きあったりばったりで入場者任せで散策させるんじゃあなくて、こういう道先案内人的な役割を
担う人がいて、親切に説明をしてくれるのって大変ありがたいなと思いました。
例えば、観光で初めて仙台城に来られた方だって、気持ちは同じはず。
そこに分かり易い案内板のようなものがあって、回るルートや施設の紹介を親切、丁寧に教えてくれる道先案内人的な人が居てくれたら、これほどありがたいサービスはないんじゃないだろうか?って。
ガイドをとして伊達政宗や仙台城の話をするだけが、アタシらのお勤めではないはずだ。足を運んでくれたお客様が何を困っているのか?何に迷っているのか?そのへんをちゃんと汲み取って、お客様の気持ちに寄り添ってあげれば、自然とやるべきことは見えて来るってことなのかもしれないです。
つまりは、迷えるお客様のための案内板と道先案内人。
これ実は、ありそうで無い。簡単そうで気付かないところなのかもしれないですね。
アタシなりにこの宿題、答えを導き出してみたいと思います。
はい、とういうわけで長くなりましたがどうだったでしょうか今回の「すこっち探検隊」
行ったことが無いという方は、是非とも「炎立つ」を観て、予習してから足を運んでくださいね。
面白さが「倍返し!」なこと、間違いなしですんで。!(^^)!