どうも、すこっちです。!(^^)!
政府が「働き方改革」なる錦の御旗を掲げてから、かなりの時間が経過したように思う。電通の自殺であったり、時間外〇〇〇時間超だの名ばかり管理職だの今まで普通にまかり通ってきたようなことがどんどん明るみに出るようにはなったけど、「プレミアムフライデー」という言葉ももはや二千円札のようにフェードアウトしているというのが現実だ。
そもそも、働いているみんなが一般的な生活をしていけるだけのお給料をきちんと貰えていれば、なんの問題もないことなんだよね。昔は会社勤めしている人のほとんどは「正社員」だったんだから。それが、派遣だのなんだのと会社寄りの逃げ道を開放しちゃうもんだから、ややこしいことになってしまった。
今の求人票なんかを見ると、『基本給に時間外20時間分を含む」みたいな卑劣な給与体系を堂々と載せているところもあるくらいだ。(-_-;)
誰だって早く帰りたいと思っている。好き好んで残業をしているヤツなんてそうそういないはずでしょ。仕事が終わんなかったり、これやっとかないと明日の仕事が焦げつくとか、そういう理由がほとんどなんだと思う。でも、それと引き換えに「手取りの不足分を残業で補てんしてる。」って考えも無い分けでは無い。残業ゼロの基本給だけでは、まともに生活していけないというのも悲しい現実だったりする。
つまり、「時間外手当」って諸刃の剣なのだ。確かに、すればするほどお金にはなる。だけど、その分自分の大事な時間を会社に搾取されているということなんだよね、いわば会社への滅私奉公。
仕事が終わって、帰って家に着いたら夕飯食べて、テレビ観て、風呂入って、寝てまた次の日仕事みたいなサイクルを定年まで(今だと延長戦か?)延々と繰り返す。週末が休みだとしても、その過ごし方は人それぞれで、満足のいく休日の過ごし方が出来る人ばっかりでは無いのもまた事実だ。
本当はさ、平日だってアフターファイブを有意義に過ごしたいと、みんな思っている。でも、なかなか難しい。それは、「与えられた仕事の負荷」と「得られる収入」との天秤が釣り合わないことから生じているって部分が要因じゃないのかなと、アタシは思うんです。
だって、アタシが20代の頃って、残業はそこそこでアフターファイブの時間はけっこうあったように記憶している。お金もある程度自由になったから、エンジョイしてたもん。なのに、今じゃあ早く帰るやつがなんとなーく、白い目で見られるみたいな世の中だもんね。日本人特有の「村八分」モードってやつね。
以前ブログにも書いたけど、働き方改革のヒントは間違いなく「ガンダムの1年戦争」だと思ってる。https://ameblo.jp/scotch0711/entry-12414203381.html?frm=theme
仕事場はね、お芝居と同じなんですって。主役もいれば脇役もいる。照明さんや小道具さんにメイクさん。
裏方の人もちゃんと自分の職責を全うして立派なお芝居が成立する。
それがさ、今の会社って一人にあれもこれもって、多くの事をさせ過ぎなんですって。主役も脚本も監督もやれるって人はたまにいるけど、会社はいろんな人が集まった集合体だからね。それで、結果を出していくってことはさ、いろんな役割の人がいて、登場人物が居ていいんだってことなんだと思うんだよね。
人が増えて、役割分担が明確になって、自分の負荷が軽くなればさ、早く帰れるようになるじゃん。早く帰れるようになれば、余暇の時間も増える。そうすれば、みなさんがお金を使って経済も循環する。あとは、その会社のさじ加減でどれだけ給料を上げてやれるかってことがもちろん根底にはあるんだけどね。
ハウス名作劇場の「フランダースの犬」ってアニメ知ってますか?
主人公のネロと出会う前のパトラッシュは悲惨だった。金物屋の車を引かされて、鞭で叩かれ、犬だけど馬車馬のように酷使され、働かされていた。
今のみなさんはそんな状況だと思うんです。
それが、ネロと出会ってから状況は一変しましたね。息も絶え絶えだったパトラッシュがネロの看病で息を吹き返し、その後はネロとおじいさんとアロアも加わり楽しい時間が流れましたね。!(^^)!
そこが理想郷なんです!そこを目指していきたいって思うんですよね。
果たして元号が変われば、時代の流れも変わるのかなぁ~?(-_-;)