どうも、すこっちです。!(^^)!
アタシは映画好きなんですけど、映画の宣伝文句によくありますよね~。「史上最多の観客動員」とか、「興業売上が〇〇を越えた」とかってやつね。そもそもね、映画なんて見る人の主観でしょう!何万人が観たとかっていう数字は確かに凄いけど、要は自分が映画のPVなんかを観て、「面白そうだな~」って感じたら、観るってやり方が一番いいと思う。あなたの感性を信じなさいってえの。仮に「外したな~」って思っても、自分で決めたんだったら、納得がいくでしょう。!(^^)!
まあ、今は映画の話だったけど、最近妙な疑問がアタシの頭の中を占拠している。
どうして、世の中はなんでもかんでも「最大」や『最多」を持ち上げるんだろうか?
「史上最高の売上」に、「史上最高益」、「販売台数〇〇万台突破」に今じゃあツイッターのフォローワーやいいね!の数を競い合うような世の中だ。(>_<)
うちの会社なんかでも、対昨年同期よりも~とか対予算よりもアップしたとか一喜一憂してますけど、あのねー法人税の実効税率って知っているのかな~?どんだけ会社に利益が残ったって、儲けの3割は税金として持っていかれるんですよ。親会社のあるような会社だったら、もっと搾取されている。上納金を納めて点数稼ぎをするよりも、従業員を第一に考えて欲しいもんですな。
うちのボランティアガイド会が主催する親子クイズラリーなるイベントも毎年開催しているんだけど、なんか知らんけど「昨年よりもより多くの参加者を~」的なスローガンをやたらと掲げたがる。あのねー参加者の人数を集めりゃいいってもんじゃないと思うよ。大事なことはさ、参加人数なんて少なくてもいいから、参加してくれたみなさんに心から喜んで頂けるような企画を真剣に考えて、内容を充実させることなんだよね。真心が伝われば、口コミでフォローワーも増えるんだって、アタシは思うんだけどね。
話がだいぶ横道にそれてしまったんで、本道に戻しますね。
要はね、「MAX(最多)至上主義、反対!」って言いたいんです。
我らが伊達政宗もこんな有名な言葉を残している。
仁に過ぎれば弱くなる(人を大切にし過ぎると、相手のためになりませんよ)
義に過ぎれば固くなる(正義を振りかざすと融通が利かなくなりますよ)
礼に過ぎれば諂となる(礼儀正しすぎると、嫌味になり失礼ですよ)
智に過ぎれば嘘をつく(頭が良すぎると嘘をつくよ)
信に過ぎれば損をする(他人を信じすぎると損をしますよ)
「五常訓」とも呼ばれるんですけど、これこそまさに「ほどほどが良いよね」ってことなんです。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」って言葉もありますしね。
つまりね、数字上のMAXにちゃあんと内容が伴っていれば、あたしゃ全然文句は無いんですよ。
でもね、最近の偽装統計問題もそうだけど、見せかけの数字の多いこと、多いこと。
それって、味の無い炭酸水を飲んで、ゲップして満足しているのと一緒だっつーの!(>_<)
小さなカフェでもそこに、居心地の良さを感じれば、そこには必ず分かってくれるお客さまが居てリピーターになってくれるものなんですって。
大衆迎合主義だけが、てっぺんを取っている分けでも、天下無敵な分けでも無いんですから。
あなたは「MAX至上主義!」どう思いますか?