どうも、すこっちです。!(^^)!
今日のすこっち探検隊は利府で開催された「こ・あきない市」のレポートです。
このイベント、実はアタシは知らなかったのだけれど、カミさんに誘われて行くことになりました。
この「こ・あきない市」のオープニングイベントで仙台市内でJAM CAFEとgrammeというカフェを経営されている山路裕希さんの講演がありました。
結果から言っちゃうと、この山路さんの講演、めっちゃ良かった!!(^^)!
テーマは「カフェの作り方」ってことで、ご自分が経営されているカフェの経営に関する話だったんですが、このねー、なんとなく世間を斜に構えて見てる目線な発言がアタシの母性本能(ないけどね)をくすぐってくれました。少しばかりだけど、このブログをご覧になっているみなさんにおすそ分けです。
①お客さんは実のところ、お店の商品や料理にそれ程興味を持っている分けでは無い
②知られていないということは、存在していないのと同じこと
③お客さんが「美味しい」とか「格好いい」とか「かわいい」と感じるのは個人の主観であって、それにいちいち振り回されるよりも大事なことは別にある。
④そのお店にもう1回行きたいと思わせる仕掛けがどれだけありますか?
⑤お客さんはお店の小さい違和感の積み重ねで行かなくなる
⑥好きなことに没頭するのではなく、没頭するから好きになる
⑦お客さんの顔と名前を覚えて、名前を呼んであげる。なぜなら、名前はその人にとって尊いものだから
⑧来る者全てを拒まず=NG 付加価値を持った店=良さの分かる人だけ来てくれればいい
全てのお客に媚びる=NG 見るべき人は見るし、見ない人はあきらめる。
⑨物を売るだけではない、サービスを提供するだけでもない、売るのはプレミア感、信用なのです
⑩常連さんが店の人とダベっているような雰囲気のお店=NG 常連さんは大事にしなければいけないが、 もっと大事にしなければいけないのは未知の新規顧客。来店された新規のお客様が「なんだ、この店は結局、常連客重視なのかよ。」と思わせたらもう来ない。そうではなくて、「ここに居てもいいよ」という心地良さ感じさせることが最良のサービス。
⑪格好つけるな 格好悪くてもいい 自分たちがやれば格好よくなる、そう思うことが大事。
どうです、なかなかいい所を突いていると思いませんか?
アタシが一番「ガッテン」ボタンを押したくなったのは、⑧と⑩。
まず⑧なんだけど、もうね、「来た仕事は断るな!」的な古臭い考えは平成最後を機に、そろそろ燃えないゴミとしてポイしちゃってもいいんだと思う。いいんだって、良さを分かってくれる人だけ来てくれればさ。いやなら別なところを探してちょうだいっての。お客のニーズにいちいち全部応えていたら、従業員が何人いたって足りないっつーの。(>_<)
それから⑩ね。これって、アタシが前から心に引っ掛かっていたモヤモヤの一つだ。カフェでもBarでも何のお店でもいいんだけど、カウンターで常連客と店員がダベって、はしゃいで馬鹿騒ぎをしている光景を目にすることがあるけど、あれって初めてそのお店を利用した人にとってはすこぶる気分が悪い光景だ。
自分が逆の立場になったとしたら、たぶん同じ気持ちだと思うんです。なのに、そこに新規客へのデリカシーセンサーは働かない。これって、学校や会社、サークルなどのコミュニティにもよくある光景だったりする。日本はその傾向が強いのかもねー、単一民族だから。
いやー、良かったわ~参加して。これだから、セミナーや講演会って無理してでも、気が乗らなくても行ってみろってことなんだろね。人それぞれに考え方や感じ方、成功者であれば選りすぐりのノウハウを聞けちゃう分けなんですから。
今日のすこっち探検隊、ためになったかな?!(^^)!