どうも、すこっちです。!(^^)!
今日のすこっち映画ナゥで紹介するのは「アーリースター誕生」です。
この映画、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「ボヘミアン・ラプソディ」としのぎを削る音楽がベースの映画なんですね。主演はなんつってもあのブラッドリー・クーパーとレディ・ガガであります。まあ、映画を観た事の無い方でも、この二人の共演という情報は「めざましテレビ」なんかで聞いたことがあるでしょう。
さて、「ネタバレに配慮して~」なんてデリカシーは全く気にしていないこのすこっち映画ナゥ。なので、まっさらな気持ちでこの映画を観たいって方は、この辺りで右上の×ボタンを押しちゃって構いません。
(アタシもそれくらいの配慮はするよって。)
いいかな~。!(^^)! じゃあ、始めるとしますか、「すこっち映画ナゥ」
この映画、実は4度目のリメイク作品なのだそうで、さすがに前作は3本ともアタシは観た事が無いんですが、ストーリーは至ってシンプル。シンガーを目指すアーリー(ガガね)が実力はなかなかなのに、日の目を見ない寂しい日々。そんなある日、大物シンガーのジャックが偶然彼女の働いているバーに立ち寄り、歌っている彼女の才能に惚れ込み、コンサートに強硬出演させる。それがきっかけでアーリーはシンガーとしての一歩を踏み出す。
一度花開いた才能は留まるところを知らない。スターへの階段をあっという間に駆け上がるアーリー。それに対して、公私共にパートナーとなっていたジャックは酒に溺れ、逆に階段を転がり落ちていく。ジャックを簡単には切り捨てられないアーリーと現実と向き合いたくないジャック。そうして、映画はハッピーとは言えないバッドエンドを迎える。
とまあ、内容はこんな感じなんです。日本にもあるよねーこういう「立身出世系」のストーリー。思いつくところで挙げると、「スチュワーデス物語」とか「少女に何が起こったか」とかハウス名作劇場で言えば、「小公女セーラー」ってところでしょうか?日本人は好きだからね~、この手の話が、、、。(>_<)
音楽つながりってことで「ボヘミアン~」とよく比較されますが、アタシの軍配は、文句なしで「ボヘミアン・ラプソディ」で~す。しかも、かなりの大差って感じかな。(>_<)
いえね、「アーリー~」も悪い映画ではないんですよ。レディ・ガガのシンガーとしての魅力が十二分に発揮されてますし、演技も含めてやり切った感がハンパないもの。
だけどね、う~ん、その大きな差の要因はやっぱ「QUEEN」の楽曲の日本人に対する浸透度合いの深さなんだろうかね。だって、CMだのドラマだので繰り返し曲が掛かっていたんで、これでもかっていうぐらい意識に擦り込まれているもの。私をはじめそういう人がですよ、「ボヘミアン~」を観たら気に入らない分けが無い。
その点アーリーは、観た映画の中の楽曲だけでの勝負だからね。ソロ演奏とオーケストラぐらいの違いってことになる。
ちょっと、「ボヘミアン~」褒めになってて、スミマセン。m(__)m
でもね、アタシ的にはこの「アーリー~」を観ての収穫もあった。
まずは、レディ・ガガの素顔をまともに見れた事。そして、歌声をまともに聴けたこと。皆さんもそうだと思うんですが、ガガさんってやたらと騒がれて、注目度の多いアーティストなんだけど、アタシはまともに顔も楽曲も聞いたことが無かった。だから、そういう意味ではね、「へえ~こんな顔してたんだ。」って確認出来て、レディ・ガガとアタシの距離が今までより30センチは縮まったかな。
それから、アーリーが頂点を極めてスターダムにのし上がっていく過程で、ジャックが酒浸りになってどんどん「ダメダメ人間」になっちゃうんだけど、自分を拾ってくれた恩師でもあり、心から愛した人でもあるからなんでしょう、この「ダメ亭主」を見捨てないのよね~。!(^^)!いや、そこはアーリーにあっぱれ!だ。
恐妻家のみなさんがこういうシーンを見るとね、たぶん、10人が10人ともこう言うでしょうな。
「いや、現実にはあり得ないって。これって映画だからね、作り話でしょ。」ってね。
アタシもこの映画を観たカミさんとの帰りの車の中で、「いやあ、アーリーは偉いよ。どんな、状況にあっても亭主を見捨てないもんな~」と絶賛してたら、カミさん曰く「あのねー、これ作り話ですから。」って。
あー味気ない事言うよな~。でも、これが現実ってか。(-_-;)
(みなさん、お酒はほどほどにね)
そんな、アル中のダメダメジャックが唯一いいこと言ってた。
「自分がのめりこんでこの道に進もうと決めたんだったら、そのことをとことん掘り下げてみろ。嘘や中途半端は必ずバレるし、長続きしないぞ!」的なことを言ってた。これ、その通りなんだよね。その道を究めた人っていうのは、たぶんほとんどの人が掘って、掘って、掘りまくっている。他の人に堀り負けているなんてことはないはずだ。だから、理論が確立されている。こうすれば、こうなるという成功哲学を錦の御旗として掲げている。だから、軸がブレない。なので、成功できる。のかもしれませんね。
あんまし上映時間も少なくなって来てますので、興味を持たれた方は早めに映画館へGO!です。
映画って観た人の感性によって感じ方が違うので、アタシの評論はあくまで参考なんだけど、出来たらどっちも観て比較して欲しいかな。
以上、すこっち映画ナゥでした。!(^^)!